表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
21/36

第五章 圧力 第二十一話「不審な動き」

一石からの依頼を受けて数日後、四人はそれぞれの役割で静かに動き始めていた。しかし、その動きは思わぬ形で当局の目に留まることになる。

可児署の雨月雅之警部補の元に、一本の報告が上がってきた。

「雨月さん、これ見てください」平圭が資料を差し出す。「例の探偵四人組が、樋口家や大使館関係者と頻繁に接触しています。しかも、動きが妙に統制されている」

山本彩織も加わり、資料を覗き込んだ。

「民間人同士の接触なら問題ないですけど……このタイミングで、外務省から問い合わせが来てるんですよね」

雨月の表情が険しくなる。

「外務省? なんでまた、こんな田舎町の話に外務省が出てくるんだ」

そこへ、安田達郎警視正が静かに部屋に入ってきた。手には一枚の通達文書を持っている。

「雨月くん。上から、この件について『慎重な対応』を求める通達が来た」

「慎重、というのは具体的に……」

安田は言葉を選びながら答えた。

「外国政府関係者が関与している可能性がある案件だ。下手に刺激するな、というのが、上の意向らしい」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ