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第36色 センリ=アオイ



 ヴオオォォォォォォォ!!!


 耳を塞ぎたくなる様な、雄叫び...。


 ゴブリンキング...やっと動くニャ...。


 今奴は、布陣の後方に位置するニャ...。

 不用意に行くと必ず、殺される...アレはまだまだ何かを企んで、いるはずニャ...。


 でもアオイの、姉を傷付けた罪は...重い...。責任はとってもらうニャ。


 指揮はまだ生きている...。

 1班2班は、後方に回り込む様に左右に展開して攻め入っているニャ...。


 まだまだ敵の数は、圧倒的に向こうが多いけど、

 大技の穴は、埋めれていニャい。

 キングを守る為に、ゴブリン達が急いで布陣を再編成している。

 中に入り込み過ぎて、挟み撃ちにされても笑えニャい。外堀を埋める様に1班と2班、その援護に3班と4班、魔法で牽制する5班、中央の守りが6班になっている。


『ごめん、アオイ待たせたわね』


『大丈夫かニャ?』


『うん、大丈夫...。

 そのまま右に入り込んで行って、その先にメイジ2、ナイト1がいてるから、倒して少し中間に切り込んで行って』


 今は、マーカラさんの気配を薄くする魔法と、誤認する魔法両方を展開して貰っているニャ。

 進化により、魔力は安定していないが、簡単な魔法は使えるし、武器の扱いもニャかニャか...。

 2本の少し左右不対象のナイフを巧みに使い、相手の急所に、切り込んでいた...。


 ...ユキは、アオイと言うものがありニャがら、本当に浮気性ニャ...。

 帰って来たら、とっちめてやるニャ...。

 でもその前に、ゴブリンキングは私が倒すニャ...。ユキに褒めて貰う為ニャ。



 かなり大きな鎧を着たゴブリン...。

 ナイト...ユキが1人で倒したんだから、アオイ達が倒せない訳がニャいニャ...。


 第2班のチームメンバーは、

 アオイ、マーカラ、犬の弓使い(Erank)、エルフの魔法使い(Erank)、ドーワーフの大型の盾と斧使い(Erank)が主なメンバーニャ。

 この3人は《ラピスラズリ》と言うチームで、エルフが親神で2人は眷属らしいく、コンビネーションもニャかニャかで、後衛2名の前衛1のスタイルニャ。

 盾が、タンクとして攻撃を防ぎ、2人が牽制、迎撃を担当する。

 其処にアオイとマーカラさんを含めると...。


 「エルフ!拘束ニャ!」


 素早く走り、左右に攻撃を避けて、ホブゴブリンの首を跳ねながら、ナイト迄の道を、作り切り込んでいく。


 「だ、か、ら、ラピって言ってますでしょ!!

『木の精霊よ、束縛の鎖を、(いまし)めろ』

 《バインド》」


 魔導書ドリューアスの力で、ナイトの右足付近から、蔦が生えナイトの体に絡みつき、拘束していく。


 其処に、鎧の隙間を縫う様に矢が刺さる...。

 素晴らしい腕前...青い髪の...名前は...。


 蔦の生えた右足を踏み台に、軽く飛び上がり、首の付け根に刀を落とす。

 まだ尽きかけた命を、守ろうと足掻くナイトの胸元にマーカラさんがトドメを刺す。


 近くに居たメイジが火の魔法を放つが、ドワーフが盾で逸らし、皆を守る。


 ...戦い易い...。


 戦闘力は、全班で多分最強...。

 ナイト何かに負けたりしニャい。


 「私がラピ。狼がスズ。ドワーフがリーリンって何度言ったら分かるのですか!?

『木の精霊よ、木々の枝で、切り伏せ』

 《ブランチウィップ》」


 「...忘れるニャ...インパクトが二ゃい...」


 木の鞭で、なぎ払い隙を作り、メイジの首を落とす。

 ブツブツと話ながら...でもニャかニャかコイツやるニャ...。


 ドワーフのリーリンを先頭に、切り進んでいく。

 右側面を魔法で広げて、ゴブリン、ホブゴブリンを一掃していく。


 ...見えた...まだ少し遠いが、キングの姿を改めて捉える事が出来たニャ。


 あと少しニャ...。


『アオイ、そのまま纏まりながら、斜めに進んで、サラ達と合流してから、キング討伐よ。

 絶対に無茶はしないで!』


『おっ?やっぱり、分かるかニャ?』


『そらそうよ...双子だからね...。

 キングは、強敵よ、無茶が全体のミスに繋がる事もあるから、絶対にしないで...。

 今全体の数は、600ちょっとよ。

 ナイト、は残り4...メイジは、ちょっとわからないけど分かっているだけで、8ぐらいかな?

 アオイの少し進んだ所にいるから、気を付けてね』


『了解』


 ...ちょっと...すんニャり行き過ぎじニャいか?

 ...アイツは、ニャにを狙ってるのかニャ...。


 「スズ...何も感じニャいか?」


 「...簡単に...行き過ぎてる...」


 「...やっぱりそうだニャ?

 あと少しだけど慎重に行くニャ...」


 ...スズは感で、相手の動きを察知して、矢を射る...。

 感が恐ろしく鋭いと思うニャ...。

 やっぱり...。


『キングが動いたわ...。

 周りのメイジが3人...1人が魔導書を持ってるわ...メイジのヤツ祟落ちしてるわね...。』


 ...落ちるとランクが上がったり、厄介な能力を得るやつが多い...。

 モンスターで魔導書とか厄介すぎるニャ...。


 「アオイさん...アレは次元魔法...です」


 ...次元魔法...。

 確か...。


 「マーカラさんと同じ奴かニャ?」


 「そうですが...アレは魔導書ありなので、全く規格外なモノになります」


 「規格外...」


 嫌な予感が的中だニャ...。


 すると突然...。

 キングが消えた...。


 「何処に行ったニャ!!」


 気配が感じられ二ゃい...転移魔法を使ったのかニャ...。


『アオイ気を付けて!!1班が襲撃を受けているわ!!』


 ...転移...。

 あんな高レベルの奴が...転移なんて...なんの冗談ニャ...。


『アオイまた転移したわ!纏まって警戒して...』


『了解』


 「みんニャ纏まって行動!エルフ!」


 「分かっていますわ!

『木の精霊よ、森の中で囲い、守り給え』

 《エンクロージャー》」


 木の即席の要塞が出来上がる...。

 ...絶対に来るニャ...。


 ...。


 ...。


 「来たニャっ!!!」


 キングとメイジが3体現れる。


 「『木の精霊よ、数多の槍で、薙ぎ払え』

 《フォレストランス》」


 ラピは、言わずとも直ぐに行動する...ニャかニャか使える奴ニャ...。


 現れた瞬間鋭い木が襲いかかるが、メイジ一体を倒せただけで、キングは傷も負っていない。


 他ゴブリン達は統率がまったく取れていないので、怖くもニャいが...。

 あのメイジをニャンとかしニャいと...ヤバイかもニャ...。


 咄嗟に...。


 「あの祟落ちのメイジを倒すニャっ!

 《ラピスラズリ》キングを抑えろニャ!」


 3人は頷き、キングを抑えにかかる...。

 倒さなくても抑えるだけでいい。


 アオイとマーカラさんで、メイジに襲いかかる、他の1班のメンバーも、近くにいるゴブリンやメイジに攻撃をする。


 メイジは、何かを唱えているニャ...。

 アレを唱えさせるのは、絶対に不味いニャ...。

 近付きたいが、ゴブリンがじゃまニャ...。


 「私が隙を作ります...行って下さい...」


 双剣の刃が立ち塞ぐ敵を塵に変えていくニャ...。

 流石《深淵》やる事がエゲつニャいニャ...。

 道は出来たニャ...格上の相手に一撃で仕留めるには...。


 全力の魔力を刀に纏い、敵の喉元目掛けて...。


 神伐流-刀術-突転


 刀を喉元に突き刺し、体の関節を全て使い、捻じる。


 1度見たから覚えたニャ...。

 やっぱりなかなか使える技...。


 ...メイジは、不気味に笑っている様に見えた。



 持っている、本が黒い煙に包まれていた。

すいません、大変遅れてしまいました。

明日は投稿出来ないかもしれません。


ブックマーク有難うございます。

宜しくお願いします!!

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