第14話 漁師さん
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はんぺんに使う卵白を用意した学長はふと、卵黄を何に使うか考えた。
その結果。
「・・・とりあえず醤油に漬けておいて弟子がうちで食事を摂るときに出せばいいか。」
そう言いながら学長はタッパーと醤油を取り出し、卵黄を入れ、収納に入れようとして、一度固まり、冷蔵庫にしまった。
「あぶないあぶない。収納じゃ時間経過ないんだから味つかないよ・・・さて、卵白をすり身に混ぜて、みりん、砂糖をいれて・・・TKCさん、終わったー?」
学長がTKCがいた場所を見ると、そこにはボウルに入ったすりおろした山芋だけがあった。
「あぁ、終わってるよ」
その声が聞こえてきた方向は、ちくわ達が酒を飲んでいるこたつである。
「・・・TKCさん、終わったのなら呑むなとは言いませんから、一言声かけてください。」
「あ、ごっめーん。」
反省の色は見られない。学長は青筋を浮かべながらも、作業を再開する。
「・・・からし混ぜてロシアンルーレットにしてやろうかな・・・山芋混ぜて、空気を含ませるのか。なるほど。術使えば早いな、呪術・風操作、と。で、塩を入れて、10分茹でて完成ね・・・」
学長が茹で終え、他の具材の煮え具合を確認していると、扉が開く。
「こーあん!進捗はどうだ?」
「ん?あぁ、漁師さんですか。まぁ順調ですよ。何もって来たんです?」
「昆布とクラーケン。」
「・・・クラーケンってどっちです?すぐ近くのB級60層のでかいタコですか?それともちょっと遠くのB級にいるでかいイカですか?」
「あぁ、近くの方。てかちょっと遠くの方往復したら大したもん持ってこれないでしょ?」
その言葉に学長はハッとする。
「・・・それもそうですね。最初に帰ってきたちくわさんがそのダンジョンのボス加工して持ってきたので感覚ずれてました。」
そう。非常識なちくわを基準にしてはならないのである。
「ま、まぁそれはいいとして、タコと昆布は良いですね!茹でるだけでいいので!加工いらないのが良い!」
「お、おう。お疲れ?」
「さて、タコですね。タコはまず塩でぬめり取りをするのですが、手でやると面倒なので、術で省略します。呪術・大地操作・鉱物、と。塩を動かすとやっぱり楽ですね。次に、下茹でを・・・お湯に入れて、時間飛ばしてぽん!あとは出汁に入れて・・・5時間くらい飛ばせばいいか。あれ?漁師さんまだいたんです?」
「いや、なんか手伝えることないかなと・・・」
「・・・あぁ、大丈夫ですよ。しいて言うならあっちの飲兵衛の相手しててください。」
「お、おう。」
「・・・昆布は縛って茹でればいいか。」
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