夢か幻か
永久の女神
永久の世界の創造主
滅びると世界自体がともに崩壊する。
世界の創造主がそのまま管理者となっている数少ない存在。
永久世界
本来何も変わらず永久に続くはずの世界。
平面世界であり、完全な円形。
大地の中心には完全な円形の永久の海がある。
白・紅・蒼・金・黒の5つの星が浮かんでおり、
それが上空を回ることで空の色/時間が変わる。
紅は元は1つであったが、不滅の魔王により分かたれた。
また、傾くことにより季節が変わる
白:朝、春
紅:朝焼け、夏
蒼:青空、秋
金:夕焼け
黒:夜、冬
永久の海
上空に永久の女神の住むとされている永久の城が存在する
この海に浮かぶことはできない。泳ぐことはできない。
生命が存在することはなく、未来永劫決して変わることはない。
魔王
本来何の影響も受けない存在。
永久の女神の”永久”と干渉し、永久の世界に変化を及ぼす。
永久の世界における、魔王の誕生を含むすべての出来事は魔王の直接的及び間接的影響によるものである。
各自が世界の端に領地を持っており、すべてにおいて侵入者が帰ってきたことはない。
また、魔王の領地に阻まれ内側の人々が世界の淵にたどり着いたことはない。
不滅、不死、不壊、不浄、不変
不滅:白
現在の魔王である駆逐と原初の魔王である先代が過去に存在したが、力を放流して消えた。
女神が生まれると同時に生まれた。対になる存在。
不滅の魔王が滅びるのは永遠の女神が滅びたときである。また逆も然り。
西に領地を持っており、常に春が続く。だがしかしそこに生きるモノは存在しない。
他の魔王が生まれるまでの間、この世界の淵すべてがこの魔王の領地であった。
不死:北、黒、結晶の森
結晶は生命体を感知し襲ってくる。
とある王国の王女だったとされている。
4番目に生まれた魔王。
不壊:金
先代不浄を不滅が割いた際に生まれた。
現在は異世界において封じられている。
領地は北東にある黄金郷。
黄金でできた都市であり、強固な魔導人形たちが巡回している。
5番目に生まれた魔王であり、過去に英雄の一種、勇者により殺された唯一の魔王。
不浄:紅
永久の女神を滅ぼそうとして先代不滅に二つに割かれた片割れ。
現在は異世界において浄化され、核以外が存在しない。
南に領地を持っており、燃え続けている。その炎は魔王以外の触れたものが燃え尽きるまで消えない。
3番目に生まれた魔王であり、過去に英雄の一種、聖女に浄化された唯一の魔王。
不変:青
墨に統合された金剛の初代の弟。
異世界から転移して現地で魔王化した、比較的人間に友好的な魔王。
東、水の都。唯一、人が出入り可能な魔王の領地。
だが契約を破った者、不当な方法で侵入した者に容赦することはない。
2番目に生まれた魔王。
”英雄”
人間に時折生じる特異存在。魔王に対して干渉することができるが、成功したのは過去に2度のみである。
勇者:英雄の一種であり、魔王の領地の影響を受けず、魔王を殺すことにより一時的にその魔王による世界への影響をかき消すことができる。
聖女:英雄の一種であり、魔王を浄化することができる。浄化された魔王は力を取り戻すまで核のみとなってしまう。
賢者:すべての属性に関して一定以上の魔法適正、魔力量、熟練度を得た時に成ることが可能な、後天的に生じる英雄。魔王の領地の影響を受けにくい。
〇聖:武器を使うことを極めることにより成ることができる後天的な英雄。魔王の領地の影響を受けにくい。
永久世界には、魔法が存在する。
威力は、
・その存在の生まれ持った適正
・使用する魔力量
・回数を重ねることにより得ることのできる熟練度
の3つに依存する。
永久世界におけるステータス。
・名前
・各属性の適正
・最大魔力量
・現在の魔力量(欲求を満たすことにより回復する)
・各属性の熟練度
を見ることができる。
どこか、遠くから、声が聞こえる。呼んでいる?
オフ・・・・!オ・・・・ス!・フュ・カ・!オフ・ー・・!序列13位!聞こえないのか!序列13位!
「誰だ!?なぜその名を知っている!」
序列13位!繋がったか!私だ!不変だ!
「序列3位・・・?なぜ、今、私に・・・?」
そんなことはどうでもいい!こちらの世界が滅びかけている!不滅を!戻せ!
「まず落ち着け。そして、無茶を言うな・・・力以外は消えた。不滅と駆逐は別の存在だ。そして、あの力を持つ存在に強制など、今の私にはできん。・・・だが、世界が滅びるというのは穏便ではないな。あの出来事があった我々にとって、その言葉は重い。それでも尚、序列3位、君が世界が滅びるというのであれば、事情を聞かないわけにはいかないな。」
・・・そうだな。少し取り乱した。だが、まぎれもない危機なのだ。
「具体的な内容を言ってくれ。」
永久の城が堕ちる!反発する力が失われているんだ!
「なに?それは・・・なぜだ?」
色星が輝きを失っているんだ。不滅が不浄を割いた時にも、このようなことはなかった。むしろ、あの時は輝きを増したんだ。
「輝きを失う・・・?序列3位、正気か?幻覚を見ているわけではないのか?本当に、永久世界に、変化が訪れていると?」
私が幻覚など見るわけがないだろう?金の色星は60年前には陰り始めていた。紅の色星は30年前にかけ始めた。だが、一過性のものだと甘く見ていたんだ。だが、20、いや、19年前に、白の色星すらその輝きを失い始めたんだ!もはやこちらには黒と蒼しかない!これ以上かけさせるわけにはいかないんだ!そして、確実に、色星は魔王と繋がっているんだ!序列3位が不変の魔王だからわかる!このままでは、滅びてしまう!
「・・・なるほど、なるほど。確かに、時系列、色共に一致しているな・・・どうにかして、金と紅を、力を封じたままでそちらに送り返す。そうしなければならないか・・・」
可能なのか?堕ちてはいないのか?私はもう限界に近い。蒼すら堕ちては、闇に包まれる!
「一つ、方法がある。次に来るのは不死だろう?黒がこちらに来た時、不滅に送り返させる。それまでの間に、私が金と紅を黒に渡す。」
だが、そのままでは白は落ちる!金はあと40年で確実に堕ちるんだ!100年がタイムリミットだったのだ!白が、不滅が、原初の魔王が堕ちれば、対となる永久の女神も落ちる!世界が消えるんだ!
「そうか、世界としての防衛本能もあって当然か・・・では、閉じるか?」
だめだ。それはダメだ。あの方の解放のためには、私の力も欠かせないだろう?
「・・・あぁ・・・そうだったな。」
そちらはどうなんだ?私の片割れはうまくやっているか?
「あぁ。あと少しだ。だが、序列1位の息がかかった存在が、いる。」
・・・冗談だろう?彼女はあのお方が閉じた時に・・・
「あぁ、裏の管理をするために残ったはずだ。序列6位は序列7位が、序列9位、序列10位は序列5位が、序列4位、序列8位、序列11位は序列2位が解放してくれた。あとは序列12位のみだ。必ず私が開放する。それが私の役目なのだから。そして、皆を復活させる。」
・・・順調なようだな。だが、開いた時、そちらの世界は大丈夫なのか?
「あぁ、大丈夫だ。むやみやたらと混乱を生じさせることは私も本意ではないからな。」
そうか・・・我々以外の人を見下していたお前が、そこまで言うのであれば、大丈夫なのだろう。
「任せてくれ。」
ではな・・・頼んだぞ・・・
「・・・切れた、な?・・・ふ・・・ふふ・・・はーっはっはっは!愚か!実に愚か!これだから人間は幾度も間違うのだ!あいつらを復活させる?そんなわけないだろう!半数以上が、納得の上で封じたのだから!もうすでに、序列3位の片割れと序列1位、そして同胞である序列11と序列10位以外のゾディアックは私が再度封印し、力を発する柱としているにもかかわらず!それすらわからずに、私を信用するとは!は・・・はは・・・なぜ、涙が・・・間違っていない。私は何も間違っていないんだ。間違っているはずはない!12の力が揃いさえすれば、あのお方は復活する。世界は開く。何万、何億が死ぬだろう。だが、かまわない。序列3位は金、紅、そして黒の魔王の力があれば1人でも柱としては事足りる。問題は、序列1位だ・・・あいつには私は敵わないし、協力することもないだろう。そもそも、行くことすら・・・いや、待てよ?あの力の一端を持つあの者を変換器に、今までに準備してきた者達の力を搾り取れば・・・計算上は、あと3人、必要だな・・・3人か・・・あぁ、そうだ、白は返してやろう。そして閉じるんだ。そうしなければならない。邪魔をさせるわけにはいかないのだから・・・!黒き我が太陽よ・・・私が再びお前を自由にして見せる・・・たとえ複数の世界が壊れようとも、な・・・お前が私を救ってくれたように、今度は私がお前を解放する番だ。」
視界が、揺らぐ。
水中にいるときのような感覚に陥り、そして・・・
意識が、覚醒した。今のはなんだ?私は何を見た?今のは夢なのか?それとも何かの・・・?わからないが、単語自体はいくつか知っている。魔王が来るという話を聞いて、勝手に想像した夢か?だが、それにしては妙に・・・
「おーい、なにぼーっとしてるんだ?」
そうだ、調理中だったな。
「いや、なんでもないですよ。すこしぼーっとしちゃいまして。」
「おいおい、大丈夫かぁ?」
「大丈夫です。さて、続きをしますよ。」
「おう?こーあんがそれでいいならいいけどな?」
「えぇ、ムスンクさん、私の言う通りにすればいいだけですから。」
「まぁいいけど・・・なんで嫌いなものの調理法を知ってるんだ?」
・・・そういえば、なんで私はダンジョンの食材の調理法を・・・
ずきん、と頭が痛む。
「なんででしたっけね。覚えていないです。」
「ふーん」
感想大歓迎です。
☆やいいねをよろしくお願いします。特に☆は1でもいいので何卒・・・




