第8話 セレネの心境
さて、さすがに魔王襲来を放置しておくわけにはいかないのだが・・・
「うん?セレネさん、考え込んでるけどどうしたの?」
「あ、いや、その・・・不死の魔王、戦いになるって決まったわけじゃないのに戦闘準備してるのはちょっと嫌だなぁ、って。」
そういえば、セレネさんは知り合い?なんだっけか?
「あー・・・異界人からするとそうかもしれないけど、私たちとしては何ら疑問に思わなかったな・・・」
「そもそも前回までは術で召喚地点強制的に変更して、その時の最高戦力たちで迎え撃てるようにしてたし?今回は大丈夫だと思ってたけど未来が見える巫女姫がいるデストロイヤーが戦闘準備するなら戦闘が起こるんだろうって話だし?」
「まぁ、魔王にもなると召喚地点の変更無視して降り立つ場合もあったらしいがな。だからこそ駆逐さんの時は、人外の回じゃないはずなのにどこかに消えたってことで騒ぎになったんだ。」
「はぇ・・・じゃあ仕方ないか・・・」
「ま、激昂姫様のお話的に、関りがあるのはわかってるさ。関わってる存在がいるのに、戦闘準備する必要があるっていうのが不吉なだけで・・・」
「セレネさんに聞いておきたいし。万が一戦闘になったらどうするし?」
「うーん。私は別に奴隷ってわけでもないし、ふつーに戦うよ?私は私の意思で参戦するけどね!」
ん?あいつら・・・
「ま、それが妥当だね。にしても・・・興味ないからってそれにこっそり付け加えてる諸君、あとで何咥えたかの報告書は上げてね?不味いもの追加してるのがばれて怒られるのは私なんだから。」
「はーい。」「あいあい」「しゃーねぇなぁ」
「さて、作業に戻りましょうか。今話してもどうしようもないし、これ完成すれば消し飛ばすことは可能だろうし?」
「え?そんなもん作ろうとしてたのかし?聞いてないし。」
「いやまぁ、色々組み合わさってますし現状の想定であれば、魔王とか邪仙級なら消し飛びますし、神でも追い出すくらいはできるんじゃないかなぁ?ソースは私。私が直撃喰らったら存在維持できないかもねぇ。」
「・・・なぁ、これ本当に動かしちゃって大丈夫なのかし?」
「さぁ?とりあえず完成してから考える。そもそも動くかも怪しいし。いや、本来動くはずなのに動かないからよくわからないというべきかな?って、こらこら、セレネさん、人がよそ見してる間に異世界の魔術かけないの。変なこと発生したらどうするのさ。」
「むしろ変なことが起こって動かないんだし。さらに変なことすればいいんじゃないかし?マイナスにマイナスかければプラスになるし」
「足し算じゃないことを祈りますよ。」
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