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自称管理者の同族作成記?  作者: Lis
間章 襲来対策
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第1話 改造記

万祝を着た恰幅の良い男性が歌っている。


「むっかし~むっかし~はるかなむっかし~空より来たりし天使サマァ~


神に~縛られ~滅ぼしに~人間界に~やってきたぁ~


そぉ~れをあ~おきりゅうが断ち切ったぁ~


むっかし~むっかし~はるかなむっかし~地より来たりし悪魔サマァ~


嘘に~捕らえ~飲み込みに~人間界に~やってきたぁ~


そぉ~れをあ~かきとりが啄んだぁ~


むっかし~むっかし~はるかなむっかし~海より来たりし精霊サマァ~


動いて~迷って~巻き込みに~人間界に~やってきたぁ~


そぉ~れをし~ろきとらが食い止めたぁ~


むっかし~むっかし~はるかなむっかし~外へ行きし愚か者ォ~


守護者の~忠告~聞かずに~人間界から~でてったぁ~


そぉ~れをく~ろきかめが裁いたぁ~


よぉ~つのた~だしきけものを束ねしきんのりゅう~やがて墨とまじったとさぁ~


・・・なぁ、こーあん、これ、うちの地方でずーっとある手遊び歌だけどよ、お前の家のことだよな・・・?」


その問いを受けた学長は明後日の方向をみている、


「漁師さん、そんなことより今はこの人形の改造ですよ。どうにかして神殺し級にまで高めないと何ですから。」


答えるわけにはいかないのだろうか?誤魔化し気味の学長の言葉を聞いた、万祝を着た恰幅の良い男性こと漁師が眉を顰める。


「あー、話せない感じか。悪いな。だが、これに関してはもう俺らにできることはないぞ?全員持ってる技術出し切ったわ。」


漁師の言葉に学長はため息をつく。


「ん~・・・だよね。私もこれ以上は無理だよ。」


学長のギブアップ宣言に、一昔前の特攻服を着た青年が驚きの声を上げた。


「はぁ!?びっくり箱こーあんが無理ってどういうこと?隠してるんじゃなくて?」


その驚きの言葉に返事をしたのは、学長ではなく優し気な青年である。


「ムスンク氏、こーあんも無理なことくらいあるだろうよ?上位勢に勝てって言われたら無理だろうし」


学長は青年の言葉にうなずく。


「まぁ、大体はゆすさんの言う通りだけど、それよりも、これに関しては、しんさんが余計なことしやがったせいだよ。」


今この場にいないしんの名が出たことに、やんちゃそうな青年が首をかしげる。


「うん?こーあん、どういうこと?」


その問いに学長は魔導人形の術式基盤の一部を指した。


「彼方ん、ここの部分が妖怪式なんだよ」


それを聞いた、やんちゃそうな青年こと彼方は、一瞬納得しかけ、首を傾げ隣にいた元気そうな眼鏡をかけた青年に尋ねる。


「あぁ、なるほど。ここが分からなかったらプロテクトすら解けないからどうしようもないな。あれ?ごんごん少しはわかるんじゃなかったっけ?」


尋ねられた、元気そうな眼鏡をかけた青年ことごんは少し考え、首を横に振る


「そりゃ少しはわかるけどこれは秘匿術式だから初見。」


彼方と学長は手を頭に当て、天を仰ぐ


「なんでそんなもの使ってるんだ・・・」


「しんさんはいつになったら来る・・・?」

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