第32話 理由
あー・・・言いたくないけど橙木君を説得するには見せないと話にならんし、護衛には四変王の誰かしらが必要だし言わないって選択肢はないんだよな・・・しゃーない・・・
「・・・天使を還すときには青を基調とした着物擬き、悪魔を封じるときは赤を基調とした着物擬き、精霊を鎮めるときには白を基調とした着物擬き、ただし全部女物、を、魔法少女みたいな感じのアクセサリー使って変身して装着しないとできないんですよ!マジで、早く後継者見つけないと何ですから・・・そして黄金の束ねたときの当主を殴れる機会があるなら殴りてぇ・・・残留意思とかあったりしないかな・・・」
「あっ、だからししょーは私に手伝ってもらうって言ってたんですね・・・?」
「そうそう。なんなら赤羽君と藍田君にもね。橙木君が白、赤羽君が赤、藍田君が青着ればちょうどいいじゃないか!」
「・・・静葉ちゃんは赤だから逃れられないとして、青の次世代とか、白の一族がいたりは・・・?」
「青は男だし、白はとっても昔に滅んだよ、っと。そろそろ近いし油断せずにね~」
「・・・そうですか。あとで白について聞きたいですが、とりあえず今はししょーの白い魔法少女姿を激写することに専念します。」
「・・・写真撮影は禁止です。そこのしんさんも。」
「うげっ。ばれてた。」
「わかってると思いますが、一応言っておきますよ?この領域内に限っては、私は四変王全員とまとめて戦っても勝てるんですからね?私以外が100分の1に弱体化するんですし。」
「おうおうおう、出てから反撃してやんよ。」
「いえ、簀巻きにして緑川君の家に直通で送り込むって言ってるんですよ。」
「・・・写真はやめたるわ」
「わかってくれて何よりです。」
まぁ見学会終わったら問答無用で送り込むけど。いい加減老害が騒ぐのを抑えるのも大変だからな・・・術は年齢上がるごとに精錬されるのが普通だから自力で当主級に至ってる化け物も何人かいるし・・・
「なんか寒気がする気がするわ・・・」
「気のせいやろ。」
「さぁさぁ、早く変身してよ。あん子ちゃん。」
「・・・そういえばそんな戯言言ってましたねぇ・・・」
渋っていても仕方ないし、変身するか。
「来たれ、我が血脈に宿りし装飾具が一つ、金剛よ。」
この言葉と共にダイヤがあしらわれた首飾りが出現、勝手に首にかかる。
「おぉ!」
「何もないとこから取り出すって、今の時代の神器に似てるな・・・」
「装飾具・・・そういえば親父から1つ譲られてた気が・・・」
「しん、お前、もうちょっと情報共有をやな・・・いや、こーあんもやけど」




