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自称管理者の同族作成記?  作者: Lis
第8章 過去
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第31話 なんで放置できたのか

さて、ある程度大きめで一番近くにいるのは・・・金木犀領域を抜けて東にちょっと行ったところにいるあの精霊かな?


「じゃあ、まず精霊見に行こうか。」


「はーい!って言っても、私は歩かずにこの子に乗ってるだけですけど。」


「おいまてこーあん、金木犀超える前に場所わかるってどんだけ放置して強化してたんだ・・・?」


「んー・・・9年、くらいですかね。私が引き継いだ後、当時の当主達である程度大きいのを一掃したっきりですから。先代は全く掃除してなかったんで過去ほど育ってませんし問題ないです。」


「前回総出だったのに放置しすぎじゃね・・・?」


「まぁ、せいぜいA+級しかいませんし大丈夫ですよきっと。」


「それ、この弱体化させる領域から逃れたらS+級になるんだよな・・・?」


「いや、ここから出るのに最低S級の力が必要なのでこの領域経由は全部X級以上ですね。」


「割とやばくね?あとちょっと放置してたら出てたんじゃ・・・?」


「もしも出ていきそうなのがいた場合は自動で超術式四機神が起動するので問題ないですよ」


「なんだそれ?」


「2000年前、術が生まれる前の時代、の話です。

外の神の下僕と信じられていた、束縛の象徴(天使)を還していた蒼玉(自由)の一族の力を再現した青竜が東に。

莫大なエネルギーを持つ、変化の象徴(精霊)を鎮めていた金剛(不変)の一族の力を再現した白虎が西に。

人を欺き騙すことに長けているとされていた、虚偽の象徴(悪魔)を封じていた紅玉(真実)の一族の力を再現した朱雀が南に。

この空間を管理し、3つの一族の足並みを揃えさせていた瑪瑙(調和)の一族の力を再現した玄武が北に。

そしてそれらを1000年前に一つにまとめやがったはた迷惑な黄金(活性)の一族の力を再現した黄龍がさっきまでいた金木犀領域の上空に配置されてるんですよ。」


「いや、モデルの話されても分からんし、こーあんの一族が代々管理してたんじゃないの?」


「もともとは黄金が管理してたのに、500年前くらいにうちの一族と統合されたらしいんですよねぇ・・・マジでふざけるなって感じです。」


「仕事が大変なのは分かったけど、そこまで先祖を悪く言うのはどうかと思うぞこーあん。」


「・・・しんさん、金剛も、蒼玉も、紅玉も、瑪瑙も、黄金も、全部女系なんですよね。」


「うん?そうなの?」


「えぇ。本来は当主の姉妹が行うってことになってたんですよ。」


「・・・要するに、姉妹がいなくて仕事増えて嘆いてるってことか?情けないわぁ・・・」


「りゅーさん、そんな単純な話だったらストレス発散にぶっ飛ばして終わりですよ。」


「「「じゃあなんなんだよ、早く言え」」」

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