第22話 人とのかかわりがある神
さらっと言ったけど聞き逃してなかったか・・・
「うん。今名家自体を守ってる神は天賦家の守護神、一柱だけだよ。」
「そういえばさっきもう一度やれと言われてもできないと言っていたのに、あっさり二柱目撃破したんですね」
「いやぁ?あっさりじゃないよ?」
「アレは死ぬかと思ったなぁ・・・」
「俺も死にかけた。」
「むしろ俺は死んでたで?」
「ぇ?そんな大事だったんですか?」
「うん、まぁ、油断してない限り、あっさり終わるなんてことはないよ。でも、当主級を量産されたらさすがに困るからね。四変王と私で頑張ったのさ。」
「はぁ・・・なんというか、規模が大きくてよくわかりません」
「この国を見守る他の神がいるとはいえ、直接人間に干渉して来ようとする神はそんなにいないし気にしなくて大丈夫だよ」
「そんなにって、他にもいるんですか?」
「3000年前から存在している三宝の元守護神にしてこの国自体を見守る三柱、草薙から分かれた三花・六樹の元守護神にして自然を愛する九柱、神による過干渉を防ぐ役目を自ら背負った白と黒の二柱、だから天賦家の守護神含めて15柱くらいかな?」
「思っていたより多いんですね。というか、三花と六樹の元守護神ってどういうことですか?今は違うってことです?」
「なんでなのかは私も知らない」
「えぇ・・・」
「あ、俺知ってるで?親父・・・ぬらりひょんから聞いた話なんやけど、どうやら杉が滅亡した原因に神々がかかわってたらしくて、二度と繰り返さないように、と神が干渉やめて、8の名家は表舞台から姿を消した、だったかな?」
「しんさん、そういう大事そうなことは情報共有してくださいよ・・・」
「駆逐さん、こいつにそんなこと言っても無駄やで・・・」
「そうですね。どうせまだ隠してることがあるかもしくは忘れてることがあるか・・・」
「こーあんには言われたくねぇよ!なんかこそこそやってるやろ!」
「・・・はて?なんのことやら。」
「あぁ・・・そう言えば巫女姫とこそこそ何かやってたねぇ。何してるの?」
「私も気になります!」
「ほらほら、橙木ちゃんの質問に答える時間なんだしはよ吐けや。」
「えぇー・・・しゃーないなぁ・・・別に大したことはやってないですよ?さっき使った札みたいなのを何種類か作ってるだけです。」
「どんなのがあるんですか?」
「あー、今完成してるのは、転移、封印、反転、封解、還元、昇華、回帰、再現の8つ、かな?」
「割と多いしシャレにならんのが混ざっとるなぁ・・・」




