第19話 この世界における”神”
流石に3人をそのまま立たせるのは忍びなかったので、屋敷の中に入って質問に答えてもらうことにした。
「さ、橙木君、好きに質問して良いよ?」
「は、はい。じゃあ、まず、ししょーから聞いたんですが、神名さんが異界の人って本当ですか?」
「ん?聞いたん?せやで。あの時は入った記録がない奴つれてこーあんが出てきてびっくりしたなぁ・・・」
「本人への聞き込み調査のみによる情報収集だけど、もともといた世界では魔素量・適正が固定で、適正×魔素量が最大火力になるらしいよ?属性が10くらいしかないし、工夫で下の存在が上の存在に勝つということが難しい世界だったようだね。それに成長もしないらしい。」
「なるほど・・・そういえば、時々ししょー達の会話に出て来る神ってどんな存在なんですか?力を持つ存在ということはわかるのですが、何回も繰り返したループで1回も見たことなくって・・・」
「あー・・・これは私にしか答えれないかな?」
「せやねぇ」
「そうだね、私もよくわからないから」
「妖怪のことなら大体知ってるが神はなぁ・・・」
「ま、話そうか。神は過去、私たちが使っている術とかができた時代の人間だよ。」
「えっ?人間なんですか?」
「あぁ。その時代は、所持エネルギーが一定量を超えると精神生命体になるという方式だったようでね。で、精神生命体になった存在は精神生命体にならせるためにエネルギーをばらまいた管理者が代わるときに一緒についていかなきゃいけない法則だったんだけど、一部の人が、エネルギーをアイテムとして貯蔵しておいて、精神生命体になるぎりぎりまで蓄えて管理者が代わったらアイテムを取り込んで精神生命体になればいいのでは?と思いついて実行した結果が神なんだ。1000年周期でエネルギーばらまきするかしないかが代わるんだけど、2000年前の時点でさらに前の時代の神が存在していたから、1000年くらい前の力を得た人々が神になって、多くの神がいる国になったわけだね。ちなみに2個前の周期で神になっていた存在は前の周期で回収されなかったから、自分の天下だ!って好き放題やった結果荒魂として永久封印されてるよ☆それとその反省か今回の管理者になった瞬間に神達に制限がかかったよ!一部は私が解除したけどね☆」
「えー・・・っと・・・つまりレベル1000になった過去の人、見たいな認識でいいですか?」
「ま、それで問題ないよ」
「こーあんの説明はわかりにくいからなぁ・・・せや、神と言えば、あれや。名家の継承についての説明はしたんか?」
「仕組みって聞いて大丈夫なんですか?」




