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自称管理者の同族作成記?  作者: Lis
第8章 過去
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第14話 藍田の選択肢

ここまで藍田君って聞き分け悪かったっけ・・・?どうしようもないって説明・・・

あ、そういえば、継ぐ条件があること言ってなかったっけ。


「術的素養がね?」


「はい?」


「血筋で決まるから、選択肢がない」


「えーっと?」


「一定以上の術的素養がないと継承すらできないから弟子の選択肢がないって言ってるの。」


「・・・他にいないんですか?」


いたら苦労しない。


「いままで、子が術的素養が足りなくて他の家から養子をもらう、っていう解決方法は存在したけど、今の次期当主以外の子で私の継承条件を満たしてるのは藍田君だけなんだよね」


「そんなことってあります!?」


「少なくとも、名家と言われる一族の中には存在しないよ。あー、あと赤羽君もできるけど赤羽君は魔力紡げるようになってから母親が形見として持ってる宝珠触れば継承完了だから例外ね」


「家宝をもっていかなかったってことですか?」


「うんにゃ?赤羽家の家宝はいまだ行方不明だけど、七色は継承具と家宝別なんだよね。」


「・・・藍の継承具があれば受け継がずに藍の継承者になることも可能、と?」


「うん?その場合でも継いでもらうよ?というかその場合は絶対引き継いでもらわなきゃならない」


「な、なんでですか!?」


「術の名家としての藍田家は抹消されてるから、継承したならどこかの家に嫁入りして統合ってことになるけど、自由恋愛したいでしょ?だから私が墨も継承したから墨の系列で決して藍が復活したわけじゃないですよ~って言わないと争奪戦が始まる。術に関する交渉は当主・次期当主のみの特権だからねぇ」


「確かに自由恋愛はしたいですけど、それって、私が拒否すればいいだけじゃ・・・?」


「藍の継承にも刻まれてる契約の都合上拒否できなくなっちゃうんだよね」


「・・・墨の継承も藍の継承もしないっていう選択肢は?」


「あるけど、その場合確実に死ぬよ?」


「はぇ?」


「ダンジョンが生じて、力を増す方法ができたことによって八尺の系統が活性化してるし封印も緩んでるからねぇ・・・アレが復活するときに対抗できる力がなければ私達が対応する前に飲まれて死んじゃうぞ☆」


「えぇ・・・それって、私以外の親類にも言えるんじゃ・・・?」


「これが都合が良い・・・運の悪いことに術的素養が一定以上じゃないと見つからないらしくってねぇ・・・その一定のラインが継承条件と一致してるんだ。多分飲まれるっていうのは比喩で、強制的に記憶すらも継承させられて自我がなくなる、それを防ぐには事前に何か入れとかなきゃ、って感じかな?」


「選択肢ないじゃないですかぁ・・・」


「墨が嫌なだけなら藍を継承して未婚の当主・次期当主と結婚するって選択肢もあるぞ☆」

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