↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
不気味の実験  作者: 瀬戸内 泉


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
8/9

一方通行

「斜め向かいに住んでるSさんのこと、どう思う?」


「どうって、具体的にどういう意味ですか?

 Sさんが不審者かどうか、ということですか?」


「そうだよ、絶対に怪しい」


私はずっとSのことを怪しいと思っていた。

どれくらい怪しい人物かを説明してみせた。


まず、いつも一人で2階の部屋にこもりっきりのようで、窓をあけることすら稀なこと。

当然カーテンはいつも締め切っている。

それにたまに変な音がするのだ。

どしんばたん。

何かを転がすような物音。

到底普通の生活音とは思えないような、何かと何かがこすれる音。

そして時折、大声で叫んでいるような声も聞こえてくる。

たまに外に出ているが、その容貌も恐ろしいものがある。

まず目つきも悪く、猫背でボロボロのTシャツを着ている。

どんな仕事をしているかも不明だ。



「なぁ、どう思う?不審者だろうか?

 俺どうすればいいと思う?」


「情報が不足していて私には判断できません」


「君って、いつもそういう回答しか返してくれないね」




それでも私はAIへの相談をやめられずにいる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。