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第85話 リュミナ初めての釣りに大興奮!


氷牙の白狼王を倒した4人は、1日ゆっくりし、海の見える場所へ戻ってきた。


青い海が広がり、潮風が吹き抜ける。


サーヤは海を見た瞬間、全身で喜びを爆発させた。


「むぅぅぅ!!海なのだ!!釣りなのだ!!魚を釣るのだ!!」


壮真は苦笑しながら言う。


「サーヤ、前に一回だけ釣りした時はタイの頭だけ釣ったよな!!」


「むぅ!?それは言ってはダメなのだ!あれはサメのせいなのだ!!今回は絶対に盗られないのだ!!!」


ミィは海を見つめてぼそり。


「・・・にく・・・いない・・・?」


「今回は海鮮だから肉はないけど魚もうまいぞ!」


「・・・ゴクリ・・・」


そんな中、リュミナは海風を浴びて、ぱぁっと表情を明るくした。


「海って・・・こんなに気持ちいいんだね。前は漂流してたからそんな余裕なんてなかったから。それに・・・釣り、すごく楽しみ!」


サーヤが勢いよくリュミナの手を掴む。


「むぅ!!リュミナも一緒に釣るのだ!!今回は私とリュミナが大物を釣るのだ!!」


リュミナは嬉しそうに笑った。


「うん!私もやってみたい!サーヤと一緒なら、絶対楽しいよ!」


壮真はその様子を見て肩をすくめる。


「いや、二人とも初心者なんだから落ち着けって」


「むぅ!?私は初心者ではないのだ!!大物をつっているのだ!!」


「頭釣っただけでベテラン面するなよ」


リュミナは笑いながら言う。


「でも、サーヤが教えてくれるなら心強いよ」


「むぅぅぅ!!任せるのだ!!」


壮真は荷物から釣り具を取り出した。


・折りたたみ式の釣り竿 × 4

・ルアーと針

・予備の糸

・小型の折りたたみバケツ


リュミナは竿を手に取り、目を輝かせた。


「これが釣り竿・・・すごい。軽いし、持ちやすいね」


「むぅ!!リュミナはこの竿を使うのだ!!私はこっちの竿なのだ!!」


「サーヤ、それ前に折りかけたやつだから気をつけろよ」


「むぅ!?あれはサメが強すぎただけなのだ!!」


「サメはもう釣るなよ!」


壮真は海辺の岩場を指さした。


「餌は・・・この島にいるカニや貝で代用するぞ」


「むぅ!?カニを餌にするのだ!!」


リュミナは海水に手を浸しながら言う。


「この辺、貝が多いね。小さく割れば餌になるかも」


ミィは岩の隙間からカニを掴み上げた。


「・・・つかまえた・・・」


「むぅぅぅ!!ミィは素手で捕まえるのだ!!」


「いや、ミィは何でも素手で解決しようとするな・・・」


「・・・にく・・・は・・・いない・・・?」


「魚を釣るんだよ!!」


壮真は海辺の平らな岩場を見つけ、そこに荷物を置いた。


「ここなら足場もいいし、波も穏やかだ。釣りには最適だな」


リュミナは海風を感じながら言う。


「ここ・・・すごく気持ちいい。風が優しくて、海の匂いも好き」


「むぅ!!ここなら大物が釣れるのだ!!」


「サーヤ、まずは小物から練習しろ」


「むぅ!?私は前に一回釣りをしたのだ!!もう初心者ではないのだ!!」


「一回で初心者を卒業するな」


リュミナは笑いながら言う。


「でも、サーヤが教えてくれるなら心強いよ。私、釣りは初めてだから」


サーヤは胸を張る。


「むぅ!!任せるのだ!!リュミナには私が全部教えるのだ!!」


「いや、教えるのは俺だよ」


「むぅぅぅ!!」


「よし、竿の準備は完了。餌も確保したし、釣り場も決めた。よしっ!!釣るぞーーー!!!」


「「「おおーーーーーー!!!!」」」

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