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第65話 ライリュウへ挑む3


「じゃあ、ボーナスを選ぶぞ。」


「うむ。」


「・・・ん・・・」


「よし!ボーナスを選ぶ!」


 壮真が声高らかに叫んだ。


『ボーナスヲ3ツエランデクダサイ


 1:アマゾンポイント 5万円まで) 2:手甲(一般兵士用中古) 3:騎士団の盾(中古) 4:アマゾンプライム(永久)

 エラブノハアトデモ可。ソノサイハボーナスヲエラブトサケンデクダサイ。』


 前と同じメッセージウインドウが表示さる。


「1と2と4だ!」


 あらかじめ決めてあったボーナスを選び、宣言した。


 するとタブレットが光かり出し、画面にプライム系のアイコンが追加された。


「おおお!やった。ポイントも5万増えてる。これで残りは6万円ぐらいだな。」


「ではではシマちゃんを沢山買えるのだな?」


「・・・肉・・・」


「まあまて、それは今度ゆっくり選ぶといい。今はこれだ!」


 そう言って壮真は無造作に置かれていた手甲を拾い上げた。


「この手甲はミィのだ。これで攻撃力が上がるな。」


「・・・ん・・・ありがと・・・」


 ミィは手甲をはめ正拳突きをを始めた。


 ミィがこぶしを前へ突き出すたびに衝撃波が前へ飛ぶ!


「えっ!これなんかの魔法でも付いてるのか?なんか衝撃波が飛んでいるんだが?」


「いや、何も付与されてないのだ。ただのミィの力なのだ。」


「すげーな!」


「・・・試し割りする・・・」


 ミィはそう言って大きな岩の前に移動する。


「・・・すぅぅぅぅぅ・・・」


 大きく息を吸い精神を集中する。


「・・・はっ!!!!」


 ミィが息を吐き、拳を前へ突き出す。その拳が岩に当たった瞬間・・・


 どごおおおおおおおおおおおん!!!!


 大きな音と共に先ほどまであった大きな岩が真っ二つに割れていた。


「すげーーー!!」


「うむ、なかなかいい正拳なのだ。」


「・・・ふうう・・・この手甲・・・いい・・・」


「これで、戦力がかなりアップしたな。よかった。よしじゃあ、ライリュウのウロコ入手記念で明日はB

Qだ。ミィ、今日のうちにアマゾンで肉注文するぞ!!!」


「・・・にくーーーーーーーー!!!!!」


「サーヤもシマちゃんを頼んでもいいよ。ただし、二人とも5,000円までにしてくれよ。」


「わかったのだ!!」「・・・ん・・・」


 こうして新たな武器とアマゾンの恩恵を受けた3人は明日のBBQに向け準備を始めた。


「二人とも選んでいてくれ、俺は海へ行って貝なんかを取ってくるよ。」


「わかったのだ。気を付けて行ってくるのだ。」


「おう、西側は比較的安全だし魔法も使えるから大丈夫!!二人ともゆっくりしていてくれ。」


 そう言って網やバケツを持って壮真は出かけた。


 30分後・・・


 壮真が海岸で貝を掘っていた。


「おおお!ハマグリだ!!!いい大きさだ!!やっぱり人が入ってない浜辺は食材の宝庫だな。」


 壮真が貝を掘り続けバケツが結構いっぱいになってきた頃・・・


「これぐらいでいいか。うーーーーん!!!腰が痛ってーーー!」


 腰をトントンとたたきながら伸びをする壮真、ふと海のほうに目を向けると波の間に何かが見えた。


「なんだあれ?流木?」


 壮真が目を凝らしてよく見てみると・・・


「人だ!!!!人が流されてる!!!」


 壮真が慌てて海へ飛び込み流木まで泳いでいく、幸い流れは緩くなんとか流木までたどり着いた。


「大丈夫か!!!」


 壮真が声をかけてつかまっている人物に目を向けると、そこには女の子がつかまっていた。ウエーブのかかった緑色の髪の毛の少し幼いながらも整った顔立ちの女の子であった。しかし明らかに普通の人と違う部分があった。


 その少女の背中には大きな羽があったのだ。


「てっ!!天使ぃ?!?!?!驚いている場合だけど時間がない。羽の影響か結構波で流されるから早く浜辺に戻らないと。」


 壮真は慌てて、流木を押しながら浜辺へと泳ぎだした。



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