第40話 未知のエリアへ4
休憩後・・・
サーヤが指を立てる。
「中級魔法で少し特殊なのはウォール系の魔法で防御魔法だ。ファイアーウォール、ウォーターウォール、アースウォール、ウィンドウォールがあり、詠唱は共通で、最後の属性名だけ変える!」
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◆四大ウォール魔法
大いなる理を司る四界の守護者よ、古より世界を支えし根源の力よ、いま我が呼び声に応え、侵略者を拒む絶対の壁として顕現せよ。大地は盾となり、炎は咆哮となり、氷は静寂となり、風は刃となる。四界の力よ、我が前に集い、世界を隔てる境界を築け。揺るぎなき壁よ、我が意志を守り、敵を退けよ。その身をもって災厄を遮り、我が歩む道を照らせ。顕現せよ、四界の守護壁。《○○ウォール》!!
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「長いけど、最後だけ変えればいいのは楽だな。」
「これも魔力量で大きさが変わるので注意が必要なのだ。」
「じゃあ少し魔力を調節してっと・・・大いなる理を司る四界の守護者よ、古より世界を支えし根源の力よ、・・・・敵を退けよ。その身をもって災厄を遮り、我が歩む道を照らせ。顕現せよ、四界の守護壁。《ウォーターウォール》!!」
ゴゴゴゴゴ・・・
1畳ほどの水の壁が出現し、周囲の空気が少しひんやりした。
「うおっ!?ひんやりしてて気持ちいい!」
「これで夏も快適だな!」
「そんな使い方?」
「本来のウォーターウォールは炎や酸から守る物だが熱い砂漠地帯での休憩では魔法を使えるメンバーがよく作ってくれてたな・・・」
「確かにそういう使い方もあるか・・・」
壮真はその後、ほかのウォール系も試してみた。
「実戦で一番使えるのはアースウォールかな?動物系は突進が多いからすぐに使えるように練習しないとな。」
「では最後はダブル詠唱だな。これは魔法を同時に2つ放つことができるテクニックだ。まずは両手別々に魔力を集中する、そして初めに『ダブル』と付けてまず1つ目の魔法を詠唱する。初めにダブルとつけると詠唱が終わっても魔法は発動しない。そして次の魔法を詠唱するのだ。すると詠唱が終われば2つ同時に魔法が放たれるのだ。」
「それは違う魔法でもいいのか?」
「いい質問だ。この時の魔法は基本的には初級魔法の組み合わせ出ないと発動しない。だからエクスプロージョンやイリュージョンを組み込むことは出来ないのだ。」
「なるほど・・・まあ実際やってみるか・・・」
壮真は両手を出し手のひらに魔力を集中させる・・・壮真の両手の平に魔力が少しずつ集まっていく・・・があと少しというところで魔力が霧散した。
「ありゃ?なんでだ?」
壮真は再び両手のひらを広げ魔力を集中する・・・がまた魔力が集まる前に散っていく。
「うおーーー!難しい!両方の魔力を同時に維持しながら集めるのがこんなに難しいとは・・・」
「そりゃそうなのだ。『ダブル』が出来るのは宮廷魔道士ぐらいなのだ。そう簡単にできては奴らが可哀そうなのだ。」
「マジかそんなに難しいのか、練習あるのみだな。明日から毎朝この練習をしよう。」
「では私も朝起きて横で素振りをしよう。それにしても明日はシマちゃんが来るから楽しみだ。」
「とりあえず今日は夕飯まで練習するか・・・」
そのご壮真は遅くまで練習したが成功はしなかった。
「やっぱり駄目だったか・・・」
「まあ、そんなに落ち込まなくても、エクスプロージョンの威力はすごかったではないか!あの威力はなかなか見ないぞ。」
「そっ!そうか?確かにあれはすごかったな。」
壮真は頭をかきながら照れた。
「よし、もっと詠唱がスムーズにできるように何度も復唱しよう。」




