千絵深編
千絵深の話
「友達から聞いた話だけど・・・」
その子とそこの子の母親がアパートからマンションに引越したのだけど・・・・
まだ出来てたばかりのマンションで内装もかなり綺麗で部屋とかそれなりに綺麗だからすぐに気にいったのだけど
一週間、二週間、ぐらいまでは二人とも何ごともなくて生活してたのだけど
二週間過ぎてから何か違和感と言うより何か些細なことみたいだったらしいけど
部屋とかリビングとかトイレとかお風呂とか洗面所どこもおかしなとこなくて、その子の部屋に入ると何か違う感じするって思ったらしいのだけど
別に部屋がおかしいとかじゃなくて、何も変わったとこもないのに何か変な感じがしたとかで、部屋の中を見渡したけど異常がないからその時は気のせいだと
思って忘れることにしたのだけど・・・・
その日の風呂上りにベットで寝転んで雑誌でも読んでて、ふっと、部屋のドアの近くの棚上を見ると置いてあった猫のぬいぐるみが無くなってるの気がついて
棚の近くや棚の後ろを探してみたけど落ちてる形跡も棚の後ろに引っかかってたりするほど、そんなに小さくもないものだからから棚の後ろにもなく
探してもないから、たぶん、お母さんがどこかに持っていったのかなと思って、次の日に私の猫のぬいぐみ知らないって聞いたのだけど
お母さんは知らないってことになって結局見つからないままその日が過ぎたのだけど
次の日、学校から帰って来て、鞄を部屋に置きに行くとまた何か違和感を感じて部屋の中の見渡しても何も変わったとこもなくて、
おかしいなぁと思ってまた勘違いかなと思って忘れたのだけど
その夜に勉強机で勉強してるとなぜか友達と一緒に撮った写真を見たくなって、手を伸ばしたらそこにあるはずの写真立てが無くなってて、
どこかに置いた覚えもないなかったから、またお母さんに聞いてみても知らない。
なんか気持ち悪くなって、その次の日も物が失くなってて、それが何日も続いて、その週の休みの日に久しぶりゆっくり出来る日でお母さんもどこかに出かけてるし、
誰も来ないから一人で本読んでも読んでたら疲れて少しベットで寝ることにしたのだけど
1時間ぐらいしてからベットの下から『ドン、ドン』って何かが当たるような音が1回、2回して、何かいるのかなと思って下を覗き込んだらしいのだけど、その子見てびっくりしたって
小柄な男が無くしたはずの猫のぬいぐるみを抱いて、無くしたはずの友達といっしょに撮った写真立てを枕変わりにして、後、無くした物とかもその辺に散らばってて、その男の目がじーっとこっちを見てたのだって
その子は慌ててマンションを飛び出て、お母さんに連絡して、後で調べたのだけど
無くなった物とかも小柄な男も消えてたらしい・・・
「これで終わりだけど、私もこの話聞いてそれって都市伝説に似てないって?聞いたけど
実際にあった話らしいから 怖くなって思わず私もベットの下確認しちゃったけどベットの下に人が入るスペースないの忘れてた・・・」
「ちぃの話 冗談に思えなくなってきたのだけど 私のベットの下 人が一人ぐらい入れるスペースあるのですけど」
「私、急に鳥肌立って来ちゃった ねぇ、瑠衣は平気?」
「全然、平気だよ それより次、佳ちゃんの話、聞きたいなぁ」
「次、私? 何、話そう・・・」
その時、いつもと違った顔を見せる瑠衣の表情が怖く見えて仕方ありませんでした。




