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何しに行ったんだろうか…

~サンクチャリ迷宮 8階層~


階段を降りると一面雪に覆われた、一面真っ白な場所に出た

息が白く見えて、足元からジワリと凍みる

空気全体や風が、一気に寒さを運んでくる


「「さむ!」」


ぶるっと体を震わせつつ、咄嗟に腕を摩る

遊技君とほぼ同時に言葉を出して震えてしまった


ルールウド君は平然としている理由は慣れているから、だろうけれども他の人達は寒くないのだろうか

俺はこんなに寒いのに…ガチガチと歯がなってしまうのも仕方がないのに…


「…ショージ、大丈夫?」

「さ、寒い!さむ!」

「…マジックエルフは温度差に弱いのかね?」

「うー…ちょ、俺いったん戻る!」


寒い!寒くてこんな中魔道具直すとか無理

俺は再び階段の所まで戻り手に息を吐いて擦って少しでも温める為に無駄な事だろうが摩擦を起こしていた

寒いのは我慢するしかないかな

魔法は使ったら駄目だと言われたし…でもあんな極寒な中で作業なんかできる気がしない


階段で蹲って寒さから身を守るように丸まって手を擦っていると俺の背後から心配そうな声をかけてくれた


「大丈夫?ショージ、この位ならうちの裏山の方が寒い筈だけど…」

「嘘、めっちゃ寒いんですけど!」


振り返るとルールウド君とキューリャさん、マクスェルさんが心配そうにしていた

…種族がハーフエルフじゃなくなったからかな、凄く寒いんだけど…

キューリャさんが温かい物を魔法で出してくれたので両手でしっかりと持ったら、じんわりと温かくなり、痛い位だった


「手先が赤くなっていますね…下手すれば霜焼けしてしまうのでは?」

「え?この位で?」

「おそらく、例の種族が変わる、特異体質が何らかの影響を与えているのでは」

「うーん…どうしよう」


ふーっと息を吹きかけてゆっくりとあったかい紅茶を飲んでいるうちに三人の会話をのんびり聞いていた

そしたら分ちゃんが勝手に具現化して紙となって出てきた


【マジックエルフ;魔法を使えるエルフ族きっての変わり者。フロストエルフとはまた少し違う。 冷気耐性;低 熱気耐性;低 毒耐性;優 魔法耐性;秀 精神魔法耐性;秀】


「「「…冷気耐性が、低い…?」」」

【具体的に言うなら、マジックエルフは魔法耐性や魔法に特化されている為温度差に弱い。フロストエルフの血が入っていたハーフの時とは違い、寒さに弱すぎるためヘタすれば死ぬ。ちなみにドラゴニア王家の領地はマジックエルフには厳しすぎる】


え、何それ怖い

俺ドラゴニア家に行けないじゃないか

というかあの寒さじゃ俺魔道具修復なんて不可能なんですけど…


「やはり、特異体質の影響ですか」

「困ったな…ショージ以外魔道具の修復…理事長先生に頼む?」


ルールウド君の言うとおり、理事長先生に頼めるのだろうか

うーんと三人で悩んでいると理事長先生の声で大丈夫かと聞いてきた

ルールウド君が分ちゃんのコメントを見せてハーフじゃなくなったと俺の事を教える声がするとなんだか少ししたら納得した声がした


紅茶はすっかり飲み干したので手持ち無沙汰にティーカップをコロリ、コロリと掌の上を転がしていると、俺の影がもぞもぞと何かが入って来た感覚がした

なんだこの異物感…なにか送られてきたのかな?


「ショージ君、今私が送った物を出して身に着けてみたまえ」

「…?はぁ…」


影の中に何が送られてきたんだろうと影の中にある、俺の入れた覚えのない箱があったのでその箱を取り出した

開けたら一着の大人用のローブと、…よくアニメの魔女っ子とかが被っているような三角帽子があった


鍔が広くて、帽子の周りには精霊石と魔石が交互にリボンに縫い付けてある飾りがついている、やたらと可愛らしいデザインの帽子だ

更にリボンは赤い色で、後ろの方がリボン結びしてあり、可愛らしくも余った紐の部分も被ったらひらひらと動きそうだ(ちなみに帽子の色とローブの色は薄い青色で、ワンポイントなんだろうか、赤いリボンが…つやつや光って見える)


「…………………」

「身に着けたまえ、それはセットの商品だからどちらかが欠けては役に立たんのだ」


こ…これを俺が身に着けるのか?

あのー…エルフィールさんの服のセンス並みに、嫌なのですけれども…

この可愛らしい帽子や明らかに大人向けのローブを俺が、7歳児の体の俺が!

向こうで死んだ年齢が22歳の俺が!


こ れ を 着 る の か


も、もっとましな物がなかったのですか、理事長先生…っ!!


俺の心の声が聞こえたのか、それは疑問だが理事長先生がはっきりとこれを着ろと言った

現実は非情なり…(泣き)


俺は出来るだけ何も考えずにローブを無言ですっぽりと頭から被った手が隠れる、どころか所謂萌え袖よりも長い袖になったのでキューリャさんが少し折り曲げてくれて、何とか地面につかないギリギリの長さまで袖が覆う形になった

足元は不思議と大人用な筈なのに裾が地面につくことはなく、裾を踏ん付けてすっ転ぶ

そんな情けないこと自体はなくなった


帽子をかぶる

目を閉じて今の格好を考えない様にして、深く帽子をかぶった

するとふわり、と自分の周りが一気に暖かくて気持ちのいい風が包んできた


「ふあ、あったかい!おおお、なんだこれ!凄いポカポカ!」

「それはセットで身に着けると装着者以外の者には今まで来ていた服装の上に風の幕が纏っているように見え、装着者には周りの気温とは違い適温に保ってくれるものだよ。手も、足も服からはみ出ない限り、適温のはずだ。どうだね?」

「あったかいです!」


いや、本当にさっきまで背中に冷気を感じる位だったのに、ローブを着た時には普通に一枚上着来た位だったのに、帽子をかぶった途端にぽかぽかの日の下で充分に日光浴した草の上で寝っ転がった感じで凄く気持ちよく暖かくなったんで驚いた


「そうかね。その袖は一応物を大雑把だが持てるだろう?」

「多分大丈夫です!」

「うむ、それで少し我慢していなさい。さ、早く魔道具を修復してしまうとしよう」


手が出ないように態と袖が長めなのだろう

ローブを着ると足も手もすっぽり包まれているようで、あったかいし首元には何も無い筈なのにそこも暖かい


「…ショージ、もう平気なの?」

「あったかい!これなら大丈夫!」


キューリャさんが心底ほっとした表情をした後に理事長先生にお礼を述べたのでルールウド君と俺もお礼を言っておいた

にやりと怖い笑顔を向けられたけれども、此れでも普通に良い人だからね


「いやいや。これ位の事は何でもないのだよ。でも恩を感じているのだったらぜひとも私の管理している塔へと来て見て欲しい物だね」

「それはまた後でカフィーユ君たちと共に伺わせて貰います、お試し期間中に…。」

「そうだね」


理事長先生もそれで異論はないらしく頷いてから再び寒い階段下の方へと行ってしまった

俺ももう寒さが平気になったので、立ち上がってルールウド君達の方へと体の向きを変えるとルールウド君が無理しちゃだめだよと言って心配そうにしてくれた

お礼を言いつつもう大丈夫になったというと心底ほっとした表情でため息をついた


サク、と音を立てて雪の上に立ったが先ほど迄感じていた物凄い寒さと凍るような冷気は全く感じなかった

理事長先生に貸して貰ったこのセットは意外にも凄い服だったのかもしれない


遊技君は相変わらず寒そうだったので俺は影から毛布を一枚取り出してないよりはましだと羽織るように貸し出した


「うー…ないよりは、ましかもしれないけど寒いよぉ、早く修理してこの階層から出て行こ?早く、早く!うー…」


うん、気持ちは凄くわかるよ

だって本当にこの階層は寒かったもの

俺はすぐに魔道具のある扉へと行きたいのだけれども足が寒くはないとはいえ雪に埋もれ中々進み辛い状態だった


『っくちゅん!…ミャ…ショージ、飛んで早く魔道具のとこ行くにゃ!』


どうやら、スミレは精霊なのに寒さを感じるようだ

俺はローブの中にスミレを入れるようにして胸元にスミレの貌がぴょこんと出るようにしながら羽根を出した


「俺は先に扉の方に行って、魔道具直してくるよ。」

「一人で大丈夫?」

「直すのは分ちゃんだし、大丈夫だと思うよ。」

「…キューリャ、扉の方の守りは任せたよ。」

「勿論です。」


俺と同じくキューリャさんが羽を出してルールウド君の言葉にうなずいた後そのまま俺に続いて来てくれることになった

まぁ魔道具修復している間は分ちゃんに魔法は使うなと言われているし無防備になるからキューリャさんが守ってくれるなら安心だね


扉の方へと飛んでいき、扉の中に入るとなんかすでに白い毛玉の様な丸っこい魔獣が先客でいて、なんと魔道具には欠かせない一番大事な部分の魔石を齧っていた

魔石は魔道具の核の部分にあったのに、なんでその魔石を齧っているんだ

周りに魔道具の金属や、魔術の術語が刻まれている物が床に散らばっている


「な…!なにこれ!」

「…これは…ピュリアラビットの上位種で、ピュリドラッツですね。」

「ピュリドラッツ?」

「はい。討伐いたします、お下がりください」


俺が狭い部屋の中、少し下がるとキューリャさんが前に出て白くて丸い毛玉に剣を突き刺したら、ギャリイイイイイ!となんか甲高い声で鳴き目を鋭くしてキューリャさんを睨み付けた

目が金色に光り、前歯を鋭く尖っているのをアピールする為なのか、縦に口を開けて牽制しているように鳴いた


…結局こいつはウサギなのだろうか?口を大きく開けているのはげっ歯類だから?この鳴き声は一体なんだ?と思っている間にキューリャさんがこちらに向いた23㎝位の毛玉の首をスラッと抜いた剣でチーズを切るように切り落とした

見た目可愛らしい動物に対し容赦ない一撃だった


青白い光が立ち上りそのまま毛玉のいた所には齧られかけている魔石がゴトッと落ちた

さて問題はこの元魔道具を修復どころか元に戻す、っていう事だけど…


「ショージ様、この状況は…いかがしましょうか」

「…ここまで壊れていると修理や修復は…特に周りの方は何とかなるけど、魔石が…」

「…半分も残っていませんね。新たに魔石を確保して参りましょうか」

「そうするしか…でも、緊急連絡魔道具を賄えるほどの魔石は…」


うーん、と悩んでいたらキューリャさんも困惑しているようで、唸った

どうしようかな…

【魔石合成して魔石精錬すれば問題ない。】

…魔石合成、はわかるけど魔石精錬…?


魔石合成、というのは同じ種族の魔獣同士の魔石を4つ合成して一つの魔石にすることだ

まだやったことが無いけれども、上位錬術であり、薬品も使うから薬調合の分野でもある

レシェルナさんが一寸まだ俺には早いから見るだけだけれども、と言ってこんな事も出来るようになるよーとお手本で見せてくれたのだ


【魔石合成して大きくなった魔石を、魔力で圧縮し更に削り出し、熱を加えて不純物や必要な丈夫さ、大きさに整える、精錬作業の事。】

OK、わかったそれをしたらいいんだね?

【うむ、それは即興でできる訳じゃないから一旦持ち帰る方がいい。】


まぁここまで壊れて、しかも核となる魔石がこの状態じゃしかたがないよね

一から魔道具を造らないといけないのは手間がかかるし…何より、魔石だよね

どんな魔術語や仕組みになっていたのかは他の階層の魔道具を参考に色々と分ちゃんに教わって作ればなんとかなるよね


【任せろ】

頼りにしているよ分ちゃん

【おう!魔力回復薬一つで手を打とう】

わ、わかった


分ちゃんとの会話をしてから俺はキューリャさんに今回はここまでにしようと相談することにした


「どうやらこの階層は魔道具を一から作らないといけないから、今日は爺や理事長先生に事情を話して引き上げよう。ここまで壊れていると俺にもどうにもならないし、魔石も見つけないと…」

「畏まりました。では、そのように。」


キューリャさんがそう言って頭を軽く下げてから俺より先に扉の方を開けた

そしてマクスェルさんに、だと思うけれども誰かに連絡した

そして俺は皆に俺じゃ無理だと修理不可能な事を伝えた


どういう事だと爺と理事長が言うので一度扉の方まで来るよう言ったらこちらへと向かって移動するから待って居るようにと言われた

ナビゲートの目的地にされているんだろうなと思いつつもその必要があるのか疑問に思った


魔道具のある場所は固定なんだからわからない訳じゃあないだろうに


大体20分くらいかかって生徒会メンバーと爺、理事長が来た

そして俺が何も言わずに扉の方を指したので皆して変わりばんこに中を覗き、皆が納得してくれたようです


「うっわぁ、これは酷いね…」

「ショージ君、何したのかな?」

「俺は無実だよ。この扉の中に魔獣がいたんだ…魔石がこのありさまだから、流石の俺でも修復できないよ…」


というか真っ先に俺を疑わないで欲しかったよ、シェンフ君…

理事長先生が眉をしかめて齧られかけた魔石を拾い上げていろんな角度で見ている


「これは、…ピュリドラッツのせいだね。魔道具の魔石だけ齧って食料にしてしまう魔獣だ。厄介な…ショージ君が倒したのかね?」

「いえ、キューリャさんが倒してくれました」

「なら幸いだ。こいつに魔法を当てると膨張、増殖するからね。」


そんなことは知らずにいた俺が退治しようとしたらどうなってしまうのだろうか

魔法が便利なので多分魔法で討伐しかけて変に増殖でもされたら…ゾォッとするな

俺としては敵対したくないような相手だったかもしれない…

【失礼な!私がアドバイスして止めているに決まっているだろ!】

…それもそうか


俺が分ちゃんのコメントに納得していると生徒会長さんが困惑した様な様子でどうしたらいいのだろうといった

俺もそれを思ったから困ったんだけど、分ちゃんがアドバイスしてくれたのでもう俺はいったん寮に帰るつもりでいるよ


「小僧、何とかできそうにないのか」

「いや逆に聞くけど、この状態で修復とか言っていられる場合か?とは思うけどね。」

「むぅ…」

「理事長先生、なんかないですか」


一応分ちゃんに最善策を聞いてはいるんだけど、それが一般的に思いつくことなのかどうかという意味でも理事長先生に聞いてみることにした

分ちゃんと同じ意見が出るようなら、理事長先生に魔石合成などを丸投げできるしね


しかし

俺の思惑とは違い、理事長先生は顔をしかめて唸りだした

あ、これ思いつかないパターンですわ


「ここまで破壊されているとは思っていなかった。そもそも、ここの扉には、魔獣の嫌いな音と香りの出るような結解が張ってあるはずなのだ。それ自体、壊れてしまっているらしい。結解を直し尚且つ、魔道具を一から作り10階層の大本と回路を繋ぐようしないとならない…最低でも一か月かかるやもしれないぞ」

「そんなに?!」


え、俺そんなにかかるなんて思ってなかったんですけど?!

【理事長の言っていることは理事長がする場合材料収集が時間かかるだけで作業自体はそんなにかかると思っていないと思われる。魔石の大きさ的に、この魔道具に必要な物は最低でも20~50㎝の大きさが必要。大きい魔石は集まらないからな】

あ、はいそれはそうかと納得しました


「手がないわけじゃないけれど大変だよね」

「…うむ。この魔道具に必要な魔石はそこそこ大き目な物が必要だからな…集めようとしてもそんなに実現しないだろう」

「…ショージ、本当に、手がないの?」


ルールウド君が何やら俺を怪しんでいるのですが、材料が何もないのにできるわけないじゃないか…普通なら、ね

分ちゃんに頼れる俺なら何とか出来るけどね?

でも流石に今回のは分ちゃんに頼るよりもはや専門的な知識と技術のあるレシェルナさん達に任せた方がいいと思うのだけれどもね…


「…全くないわけじゃないんだけど」

「うん」

「分ちゃんによると魔石合成と魔石精錬が必要だって。そうすれば魔石の大きいのをドロップするのを待ったり、高い金を出して大きいのを買ったりすることなく手に入るし安定している、らしいけど」

「あるんじゃない、手が!なんでそれやらないの」


いやなんでって…一度も自分でやったことの無い事だからですが、何か

魔石合成はレシェルナさんがやったことのあるのを見ていただけで詳しく教わっていないし自分にできる気がしないのですが


「魔石合成は一度も自分でやったことないし、レシェルナさんにも、止められた位失敗したらやばいんだよ?」

「…そっか。それは駄目だね。どうしようか…」

「ぷー太郎に頼む?一応あのプーちゃんレシェルナさんの弟子だったんだし…自称だけど。教員だし、薬学にも詳しいし錬術もそこそこできるみたいだし…」


一瞬、俺の言うぷー太郎が分からなかったみたいでルールウド君達はキョトンとしたり首を傾げたりしていたけど、俺が分ちゃんにぷー太郎の絵を出して貰ったらわかった


「ぷーというから誰かと思ったが、プラムクァの事か」

「プータロウとは誰かと思った。なるほど、彼なら私の話にもついて来れる位には錬術と調合には事欠かない人物ではあるな」


教員二人は納得したらしいが俺は知り合いの中で良くも悪くもこいつしか錬術に詳しそうな人は理事長先生以外知らないから適当に言っただけだ

生徒会メンバーは俺のあだ名を聞いて半分以上が顔を反らし笑っている

(勿論その笑っているのは転生者組だ)


「というか俺もう疲れたから一旦ここまでにして帰りたい…」

「あぁ、それもそうだね。校長にもこのことを報告へ行かねば…」

「報告だけならバンクルで済ませられるし、もう生徒たちは一度返して後日また来ると言う事でどうじゃ?」

「…叱られたくない、というのはわかるが君は一応教頭だろう。呼び出されると思うぞ…」

「…そんなことないぞい…別に叱られるとか説教が長いとか面倒だからとかそんなことは思っとらん」


ばっちり思っているんじゃないかこの爺…と俺が怪しんでいると苦笑している生徒会メンバー達半数が視界に入った(こっちは転生者じゃない人の方だと思われる)

しかも爺は顔を反らし眼を泳がせている為どう見ても嫌そうにしているのは明確だ

結局今日の所はこれで切り上げるという形で迷宮を後にするため、5階層へといったん戻ることにした

何があるかわからない以上、10階層の出口に行きたくないというのもある


疲れたなー…俺も、夕食食べたい

そう思いながらも出口ではなく入口へと引き返していくのだった


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