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準備は出来た、さぁ出掛けよう(脱走だ!)


~4日後~


できた


ついに俺は全身を透明化できる魔法を習得できました

さらに、飛ぶ方法も感覚をつかめるようになりました

明後日、退院できるという時に限って、漸く脱出できるというふがいない結果だが、病院を抜け出すのは今日決行したいと思います


こつこつとお菓子、飲み物を買い集め誤魔化すためにチョコチョコつまみ食いしつつも、着替え、地形把握、勤務状態からの見張りのくる時間帯やルートを記録したり、裏口やらも把握した


キューリャさんには悪いけれど、俺はこっそりと今日、出掛けます


俺は夜になるのを待ち、透明化の魔法を使って姿を消し、トイレから出てそのまま堂々と裏口から荷物事病院を抜け出しました


さぁこれから山登りだ!

ぼうけんだ!ヤバい位に胸が高鳴っているし、ドキドキしているし、早くアルトくんにあげる薬の材料を獲りに行きたい


病院の敷地から出て、龍の顎の左側の山へと向かえば良い


スミレも何故かいないので早々に足を山の方へと向け、歩き出した

地道に歩いても良いが俺は今、三歳児並みに体が小さいし、未熟だ

ならばどうするか?魔法の出番ですよ!


俺は土魔法を使い、土オンリーの自転車を作り出した


ちゃんと山道対応できるような、マウンテンバイクの自転車だ!

今の俺が三歳児並の体なのでちいさい三輪車みたいな見た目だがこの自転車があれば山道、平地どちらでもこいだぜ!

土魔法は鉱物からゴムのような物まで自在に作り出せるのだ

ふふん!これで移動は完璧だね!


颯爽と自転車にまたがり俺は必死にこぎ出した






-;-;-;-;-;-;-;-;-;―;―;―;―;-;―;―;-


僕とミーシェは屋敷を抜け出した

ミーシェの夢の中でショージとのやり取りを聞く限り、いつかは病院を抜け出すと予測できていたし、手紙の文面から察するに、恐らく今夜の事だと思い、一人で危険な目に合わせられないので、僕も行く用意をして屋敷を夜中に抜け出そうとした


ミーシェも僕と同じ事を考えていたらしくミーシェが僕の部屋の窓の下辺りで待っていた


「フフフ、ルー兄様の考えてること、当ててあげるね!」

「なんだい?ミーシェ」

「ショージお兄ちゃん捜しに行くんでしょ?」

「・・・そうだよ。よく分かったね」

「ミーシェも行くからね!」

「そっか。でもきっと危険だよ?」


ミーシェはクスクス笑って、何時もメニーが外に行くときに携帯しているレイピアを掲げてみせた

更に、僕には槍を渡してきた

今から山に行くのに、槍じゃ不向きだと思うのだけれど・・・


「ルー兄様は魔法があるから、槍で良いよね」

「槍は木とかが邪魔になると思うんだ。」

「魔法で何とかなるでしょう?」

「魔法は万能じゃないよ、ミーシェ・・・」

「ルー兄様なら頑張れるよね!」


うーん、せめて他の物が良いのだけれど・・・

僕も、短剣とかの方がまだ良いのだけれど・・・しかたない

折角持って来てくれたのだから、槍で良いとしよう


僕達は夜に灯りをもって、病院の方から裏山と僕達が呼んでいるツインズリードへと続く山道入り口へと向かって行った


-;-;-;-;-;-;-;-;-;-;-;-;-;-;-;-;-;-;-


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