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君が為  作者: ムメイ
女子会
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29/31

日常6

皆様方々、ごきげんよう。

もうしばらくだがお話に付き合って頂きたい。


どうやら待雪くんと鳳仙くんが

決意を固めたようだ。


おや?時間だね

「日常6」はじまりはじまり



あれから、

すぐお風呂に入ってボスは寝室に向かいました。


ソファには本を読んでる鴉さん

リビングにはコーヒーを飲む竜胆さん


私は、その

お風呂上がって謎のソワソワが

襲ってきてます。


鴉

「鳳仙ちゃん。」


鳳仙

「はい?!なんですか?」


竜胆

「心配なのだろう」


鴉

「顔に書いてるよ」


竜胆

「行ってあげなさい。」


鳳仙

「えっ?!でも...」


鴉

「本来なら主さんの部屋は立ち入り禁止

だけどね、俺ら2人は今忙しいから

なんにも見てないぜ」


竜胆

「チャンス到来ってやつだ」


鳳仙

「ありがとうございます!!」


_____ドタドタ



鴉

「はよくっつけよ。マジで」


竜胆

「若いよな。だが鳳仙の気持ちも理解出来る」


鴉

「えぇ、何気に主さんが弱さを見せたの

初めてに近くないすか?」


竜胆

「我々も干渉したいが

やはり年代もあるだろう。」


鴉

「いや?俺も30手前ですが

主さんと大差ないっすからね?」


竜胆

「阿呆が、そういう意味ではない。

考え方が我々は大人びすぎてんだ。」


鴉

「冗談ですって!でも

鳳仙ちゃんだけじゃないすよ。心配なのは」


竜胆

「同意だ。主は悪い意味で賢い

人をよく観て考える、昔から。だから吐けなくなった。いかに自分を楽にさせれるかの思考回路がないような。」


鴉

「そこも追々すわ。」


竜胆

「話が早くて助かる」


鴉

「まぁ、竜胆さんから主さんの過去を聞いたらね。そりゃ色々な感情が混ざりますわ。」


竜胆

「.....」


鴉

「で?

鳳仙ちゃんにはまだ言わないんでしょ?

恋のさまたけ、鳳仙ちゃんは優しいから

絶対気を遣うって」


竜胆

「うむ」


鴉

「否定はしないすよ。」


竜胆

「ある意味、鳳仙を利用しているな」


鴉

「でも、いつか鳳仙ちゃんも踏み込むかも

しんないすよ。彼女は鋭いので」


竜胆

「あぁ。主も鳳仙も若い。

芽を守るのは俺だけでいい。お前達は

気にせず伸びてくれ。」


鴉

「なら、俺も竜胆さんの横に並びますわ。」


竜胆

「若造が。まぁなんだ。悪くない。」


鴉

「頼りにしてますよ!竜胆さん!」


竜胆

「フッ」


________________


ボスは寝てるかな〜。

ちょっと扉に耳をつけましてー。


「スースー」


寝てますね!

いい子です!


しっかり寝る子は育ちますよ


......ん?


私はしっかり寝てるのに

身長伸びませんでした。

なんで?


......ボスに抱きつかれた感触が不思議な事に

まだあるのです。


おかしいな

お風呂入って身体洗ったのですが。


腰に手巻きついてましたね

いつもは私より

ずっとずうっと大きい存在が


あの一瞬

本当に小さく感じました。


まぁ

嬉しいからいっか!


____ん?


なんかボスの部屋から

鼻を啜る音のような。


_____ギィ


失礼しますよ(小声)


さしあし忍び足

かけないさしあし忍び足。


緊張しますね。


ボスの目の前までキターー!


相変わらず

バニラの優しい匂いがしますね。


ボスって本当に顔綺麗です。

私より白いって意味わからないんですが。


ん?


ボスの頬濡れてますね。

怖い夢見ちゃったのかな?


とりあえず

痒くならないように

私の袖で拭いてっっと。


とりあえず

起こします!


怖い夢、

今みる必要を感じません!


_ボス


__ボス


_____ボス


主

「......ンッ」


おぉ〜めちゃくちゃ伸びてますね!


鳳仙

「深夜ですが、おはようございます」


主

「鳳仙....眠れないのかい?」


鳳仙

「私ですか?!私は四六時中元気なんで

大丈夫でっす!心配ご無用ですよ!」


主

「そうか。でも無茶はダメだよ」


鳳仙

「無茶してるのはボスですよ?

ちょっと隣入るんで寄って下さい!」


主

「んあっ?うん。どーぞ」


まだ寝ぼけてますね。

なら。チャンス!!


鳳仙

「ではでは」


___?!


なんで入った瞬間お腹ポンポンしてんの?

私赤ちゃん違いますよ?!


主

「スースー」


鳳仙

「はぁ、無意識ですか。」


なんか複雑


鳳仙

「ねぇ、ボス。

貴方は無理し過ぎなんですよ」


私を拾ってくれたあの日


私は貴方に惹かれたんです。


ねぇボス。

いつかさ、私に全てを見せて欲しいな


拾ってくれた時も

こうして隣に入れてくれてさ


八つ当たりする私を受け入れて

変な事、一切してこなくて


ボス。


..... 馬鹿ですよ。

なんで抱き締めてくれた時


言葉を飲み込んだんですか?


吐いてよ


.....吐けよ。

私にぶつけてよ。


私はどんなボスも

_________


なんで私が泣きそうなんですか。


クソッ!


私が強かったら

ボスを守れたのに


私が最強と謳われたら

ボスを安心させれたのに


なんでですか?!


_____?!


私の肩に腕が。


貴方って人は、私が震えてるから

抱擁ですか。


好きが増すじゃないですか


考えるのやーめた!


すぐボスに並べる程

つよつよ最強になれる訳ねーですし


私は私の等身大で勝負しますから。


私も寝る!


抱きついたのボスなんで

私も抱きついて寝まーす!!!


......ボス。


__ふぅ。深呼吸深呼吸


寝てるし今ならいいよね。


鴉さんや竜胆さんもいない

予想外でしょ?


ボス....


いつか.......全てを見せてね。


_______ちゅ



_____________


鴉

「竜胆さん、今の音」


竜胆

「タイミング最悪、いや、最高だな」


鴉

「鳳仙ちゃん遅くて様子みに来たら」


竜胆

「鴉、今回は我々も寝よう」


鴉

「っすね。いやぁ青春すわ」


竜胆

「あぁ、まあなんだ。

鳳仙を汲んであげような。」


鴉

「当たり前すよ」


竜胆

「まさか扉に手をかけた瞬間とは....」


鴉

「では寝ますね」


竜胆

「あぁ、いい夢を」


鴉

「甘すぎて胸焼けが....」


竜胆

「はいはい。」



_________________


全身が痛い。


待雪、頑張った。


正直、死ぬつもりだった。


女将さんを逃がしたから

いいかな....って


待雪、小さい頃


全身、内臓や骨が直に焼けてますか

ってくらい....痛かった。


だから、

指が3本消し炭になっても痛くなかった。


そんな中

桜花やウルフィーナが

駆けつけてくれた。


正直舐めてた。

2人が来てくれた所で

大した事ない


雪原ベアーにビビってたから。


桜花の身のこなしは

ダンサーをイメージさせたし


....詠唱の規模が違った。


ウルフィーナは気配を消すのが

うまかった


鉤爪も強力で白龍の皮膚にダメージを与えた。


待雪はどうだった。


待雪は逃がさないといけない

が頭で巡ってしまった


待雪.....阿呆だ。


おにいちゃんと鳳仙が助けに来てくれた。


んーん。違う。


おにいちゃんが「必ず助けに来てくれる」って

理解してたから....心のどこかで

待雪の命より皆の命を優先したのかも。


とても.....悔しい。


待雪、多分


白龍に遊ばれていた。


待雪また強くなる。


大好きなおにいちゃんの

命令(いうこと)守れなかった。


「命を大切にしようね」


待雪は素敵なレディ


おにいちゃんに異名を貰った。


誇りを忘れるところだった。


豪雪の白姫 待雪


自分も守って皆も守る。


待雪は豪雪のように

沢山降り積もり、踏まれても

また埋まるくらい


硬く丈夫になる。


待雪は強い子だから。


おにいちゃん、みててね。


異名者にして

1つ、「豪雪の白姫」待雪

小さいからって舐めたら死ぬよ。




さて、今回は物語を締めさせて頂く

どうだっただろうか。


諸君達はきちんと頼れているだろうか

何かを成すには何かを捨てる


時に残酷だが間違えていないのだろうか。


私には少し理解が出来ない


おや?時間だね

次回「主の行動」


諸君達に幸あれ


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