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異世界転生してチート能力を手に入れたのに評価されず説教された〜異世界チート勇者が嫌われる理由〜  作者: ジェイセブン


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第11話 ジャスティスチートスペシャル

ノエル「あなたのせいでこの国は終わりよ!」

マサオ「それは違う。俺がこの国に来た時にはもう終わってたんだ」


マサオの陰謀でこのクーデッタ国は周辺国と戦争になっていた。そして注意が外に向いている間にマサオがSTT(スパイ たくさん つかまえる)を使い邪魔者を排除して政権を掌握したのだ。


ノエル「私をどうするつもり?」

マサオ「もちろん敵国のスパイとして全ての罪を被って死んでもらう。連れて行け!」


ノエルの排除が済んだマサオは周辺国との停戦のために協力関係にある政治家を通じて賄賂を贈った。これでマサオはこのクーデッタ国の支配者となった。


マサオ「後は王として楽しんだらこの国を適当な国に売り飛ばして逃げるか」


マサオが達成感に浸っていると旅行に行っていた女神が帰ってきてテレパシーで話しかけてきた。


女神「まだ生きてますか?」

マサオ「何ヶ月も牢獄でマヨネーズすすってたけど今は王様だよ」


マサオの成果に女神は驚いた。


女神「凄いですね。ステータスオープンとマヨだけでここまで成り上がった転生者は初めて見ました。あなたの口先と悪知恵はチートですね」


珍しく褒められたマサオだが気になっていた質問をした。


マサオ「旅行ってどこ行ってたの?」

女神「温泉めぐりですよ。温泉の効能でパワーアップしたので今までとは比べものにならないくらいに付与するチート能力の性能が上がりますよ」


マサオは運が良かった。これからの予定を考えると女神のパワーアップは使えるからだ。


マサオ「ちょうどいい。早速チート能力の変更を頼むよ。求める能力は相手を殺す魔法だ」


今までに要求されたチート能力と毛色の異なる能力を言われたので女神は少し驚いた。


女神「それはつまり…以前にテトという冒険者に授けた類いの魔法ですか?」

マサオ「そう。あれのもっと強い魔法ね。俺も強くなったしそのレベルの魔法を使いこなせるでしょ。それとステータスオープンのチート能力を外してその枠に魔力アップを付けて」

女神「後生大事に抱えていたステータスオープンを手放すのですか?」

マサオ「ステータスオープンは弱いって気づいたよ。あんなの無くても強さなんて戦ってれば大体分かる」


マサオの望み通り二つのチート能力の変更が行われた。マサオの体が一瞬光る。しかしマサオはこれが最後のチート能力変更になるとは思ってもいなかった。


マサオ「じゃあ試し撃ちしてみますか」

女神「誰に使うのですか?」

マサオ「犯罪組織撲滅の名目で俺の暗躍に気づいている感の鋭い奴をまとめて始末するんだ。そっちが本命ね」


マサオは街の一角に居た。ここには今まで根絶が難しかった犯罪組織があるのだが今はその近くにマサオに都合の悪い者もいた。


マサオ「ジャスティスチートスペシャル!!!」


マサオがチート魔法を唱えると凄まじい衝撃波が発生してマサオから半径数キロ圏内が一瞬で瓦礫の山になった。多くの人が倒れて子供の悲鳴が木霊する中、マサオは確信する。


マサオ「間違いない…俺は…勇者マサオだ!」


その様子を見た女神はマサオに聞こえない小さな声で呟いた。


女神「そろそろですね」


マサオの冒険が終わりを迎えようとしていた。

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