第27話 双子ロリ商会
兄弟商会はとにかくキモい男性を想像してみてください。
数日後ショーティーからスリーローズ商会がバレーナの皮を独占出来た事の報告が来た、まぁわたしとしてはこれ以上ギングリッチ兄弟商会と関わる必要はないのだが。
“是非とも話し合いの場を設けたい”
と強い要望が有ったので、ダ・デーロの街の最高級ホテルで食事を摂る事になった。
ギングリッチ兄弟は何と言うか予想通りの外見だった、若い頃は締まっていたのだろうが、30過ぎてお腹に贅肉がたまり、波打っている。
外なんて出た事ないから日焼けはしていないけど、肌荒れが酷い。
たいして暑くないのに汗をタラタラ流して、高級そうなシャツの脇が濡れているのがわかる、食生活から見直さないとダメなパターンよ。
そんなのが2人並ぶと威圧感が凄い、息苦しいわよ。
わたしはホテルに相応しいドレス、従者には護衛騎士のカタリーナ。
小柄な9歳児ミーアはメイド服、そして魔性の幼女リフリーもメイド服だけど、意匠が違って胸元が大きく開いている。
バラのツボミ三輪刺しよ。
ホテルでの食事は最高だったけど、ロリ兄弟は小さい子しか見ていない、真性のロリコンなのね。
とは言え食事をして終わりと言う訳にはいかない、わたしはわざわざ出向いたのだから何かを得たい。
双子ロリ商会はリフリーが欲しくて仕方の無い顔をしている。
「……海藻から作るローションですが、製法は秘匿です、これもスリーローズ商会の独占権を頂きたいのですが、いかがでしょう?」
「独占権とは言っても実際に売るのは我々ギングリッチ商会だろう、スリーローズはペーパーカンパニーでしかないからな」
「左様でございますね」
商会とは商品を右から左に流して、その時の利ザヤで儲けるのが基本。
その流れの中にスリーローズ商会を強引に挟みこんで利益を吸い上げると言う話、ギングリッチ兄弟商会としてはうまみがどこにも無いの。
バレーナの皮の独占権はもらったから、ついでに海藻から作るローションの独占権も、頂いちゃいましょう。
わたしは座面の低いカウチに座ってミーアとリフリーを両脇にカタリーナは背中から顔を覗かせ、可愛いお花を三輪はべらしている状態。
ミーアの脇腹をくすぐると嬉しそうに身体をくねらせる、反対側にいたリフリーは
“わたしも”
と言う顔で小さな身体をすり寄せて来る、負けてなるものかとカタリーナが小さな顔を近づけて来ると甘い香りが鼻腔をつく。
わたしの周りに出来たロリハーレムを羨望の眼差しで見るギングリッチ兄弟、ゴクリと息を飲む音が聞こえてきたわよ。
「 …… まぁ、ローションの権利もスリーローズ商会で良いと思うぞ」
「そうだな、多少事務手続きが増えるだけの話だし」
性癖は最悪だけど商会としては抜群の手腕を持っている双子にとってはスリーローズ商会に数パーセントの利ザヤを取られても、自分達の懐には充分な金が落ちると判断したようね。
◇
その晩は街最高のホテルに泊まった、リフリーは嬉しそうに。
“お仕事してくるね”
と言って、変態兄弟の部屋に行ったの。
彼女にとってはデザートの様な物だと分ってはいるけど、幼い娘を差し出すみたいで気分は最低よ。
その晩はミーアとカタリーナをはべらせて眠った、小さい子は身体がポカポカして気持ち良いわね、この二人を可愛がる事でリフリーの罪滅ぼしをしているのかな。
◇
翌朝リフリーがわたしの部屋をノックする。
「おはようございます、ミヤビ様」
「おはよう、リフリー、しっかりお仕事出来ましたか?」
「うん!」
幼女の屈託の無い返事。
「えっとね、兄弟がこれをあげますって、くれたの」
わたしに茶封筒を差し出す幼女、中身を改めたら、別荘の権利書だった。
リフリー、あなたこの街で一番稼ぐ風俗嬢よ。
スリーローズを表現しているしてみました、ツボミでしたが。




