私の契約者
私は水鏡の前に進み出た。
「私の気持ちにお答えください。私に未来を守る力をください!」
そして自分の決意を告げる。
素直にフォルツから身を引ける未来。
皆を守れるように。
それを守るために力を_!
白く輝く魔法陣が出現した。
白く輝く魔法陣から色とりどりの花びらがあふれ出る。
『わ、わたくしは15柱の花の女神...ローザ。
人を癒し、人を守る力をあなたに...仲良くしましょうね...アリス』
そこから現れたのは真っ白な髪の毛に桃色の瞳。
宙を浮かぶ長い長い髪の毛には輝く薔薇が添えられている。
ひらひら揺れる水色のドレスは朝露のように煌めいている。
ふんわり微笑む姿はディアナと同じく女神だなぁ。と思わずうなずいてしまうほどだ。
「ローザ?私と契約してくれるの?」
こんな神々しい女神。15柱の神が私と契約だなんて。と思い聞いてしまう。
『い、いいの。わ、わたくしも貴方の秘密知ってる。さ、支えられたら、う、嬉しいの...』
「あぁ_」
この神も私の秘密知ってんだ。
『う、うん...で、ディアナと一緒に頑張るわぁ...』
「ありがとう。これからよろしくね!ローザ!」
『え、えぇ!いつでも呼んでね?』
白色の光が私を包む。
目を開けると。
私の首にネックレスが光っていた。
白色の宝石が薔薇の形に加工されてはまっている。
金色のチェーンにつながって私の首元で輝いている。
「綺麗だね。」
そういったフォルツの首元にも深い青色の宝石がついたネックレスが輝いている。
「うん。フォルツもね。」
そんな私たちのもとにみんなが駆け寄ってきた。
まずお母様、お父様。
「私のアリスちゃん!すごかったわよぉ!」
涙ぐんで喜んでくれるお母様。
「ありがとうございます!」
前世でお母様に褒められたことなんてなかったからうれしい。
「アリス。すごかったぞぉ!流石私たちの娘だぁ!」
「お、お父さまぁ...!は、恥ずかしいですぅ!」
もう号泣しているお父さま。
「そうだよアリス。すごかった。さすが僕の妹!」
誇らしそうに微笑みかけてくれるのはお兄様。
私の頭の上に手をのせてわしゃわしゃしてくる。
「お、お兄様ぁ~!」
私の目にも涙がぁ~!
「すごかったよ!アリス!きれいだった!ローザ様もそうだけどアリスも輝いていた!」
「ありがとぉ~う!エレンっ!」
「うん。マスクウェル嬢の言う通り!僕もいいもの見れた!」
「シャル。ほんとにありがとう!」
「ぼ、僕も感動しましたアリス!」
「トリアの契約者もすごかったよ!」
ところでお兄様の契約者は?
それはまた今度...?
「えぇ~!何でぇ~!」




