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神のケンカ

召喚者が真っ青な顔をして水鏡の前に行くのが恒例になってしまったがトリアはいたって堂々としていた。


そして胸の前で手を組み

「僕の声にこたえてください。僕に力をください!」


凛とした声にこたえるように真っ赤な魔法陣が現れた。


『ふふふ。私貴方のこと気に入っちゃった。その揺るがない心』


その中から出てきたのは真っ赤な髪の毛にオレンジ色の瞳の美少女。

服装が前世でいう巫女衣装。


『私はリー。炎の神に仕える最高位聖霊よ。あなたのこころ。燃える炎のようだった。』


「僕はシュトリアです。よろしく」


その瞬間真っ赤な光がトリアを包む。


リー様はさすがと言わせるほどの美貌だった。


精霊は美形だらけらしい。


その中でも最高位精霊・それぞれの神の補佐はとにかく顔がいい。


ルナもリー様もそうだ。



いいなぁ。美形。


そして次はフォルツの番だ。


「僕は守りたい最愛の人に会いました。その人を守れる力を。僕にください!」


強い意志。

わたしにもわかる。


『そうか。俺もディアナを愛している。お前にできるだけの力を貸す。約束しよう!』




水色の光。



空の精霊だ。


でも何この魔力!?


私は押し付けられるように地面に座り込んだ。

それはトリア、シャル、お兄様も例外ではない。


使用人とエレン、マスクウェル夫妻以外は地面に座り込んだ。



「とんでもないものが来る。」



空色の魔法陣から現れたのは。



『俺は15柱の神。空の精霊。

ソラーダ。

お前の愛する人を守りたいと思う気持ち。しっかりと伝わった!』



空色の髪に深い群青色の瞳。


ディアナ・シルフ同等の美貌を持つ美少年だ。



『俺もディアナを愛している!』



(。´・ω・)ん?コイツとんでもない爆弾発言した。


月の精霊でディアナの一番の補佐・ルナを目の前に。

しかも私のピアスから殺気が漏れ出しているし。



『ソラーダっ!私のアリスとルナの前でなんてことをぉ!?私はあなたなんて好きではないわぁ!』



そしてついに金色の魔法陣の中からディアナが姿を現してしまった。


どういうことぉ!?

ディアナのことをソラーダ様が好きで、でも、ディアナはソラーダが好きじゃない?


私が頭を悩ませているとルナがため息をついた。


『ソラーダ様...ディアナ様はあなたには振り向きませんよ...

振り向いて欲しいのならその浮気癖をどうにかするのが先決かと。』


私はルナの発した言葉に疑問を覚えた。


神のくせに浮気ぃ!?と。


「ディアナどういうこと?」


『あぁ。アリス。』


ディアナの声も怒気が混じっている。


『こいつ。ソラーダはね。空の精霊や恋の女神をとっかえひっかえして泣かしてんのよ!

それで次のターゲットは私。何千年も前からこんな感じなの。

いい加減あきらめてほしいわよ。』


あらぁ。なんつー浮気癖。


「フォルツ。コイツと契約しない方がいいよ_?」


私はフォルツに笑顔で告げた。


すると、最高の笑顔で


「わかってるよぉ?女神や精霊をとっかえひっかえなんてありえないしね?」と返された。


「て、ことなのでおかえりくださ~ぃ」


『ちょまて!』


ソラーダさんは言い終わる前に返還された。

と思ったが。


『スフォルツァンドお前と契約するぅ!いつでも呼ぶがいいぃぃぃぃぃ~』


あいつはフォルツと契約してしまった。


いや。なんつー傲慢変態神だよ。


水鏡の前からどいたフォルツの目は捨てられた子犬のようにうるんでいた。


ホントに契約したくなかったんだ。


さ。


次は私か。

頑張ろう。






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