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神の愛し子は目を覚ます

「大丈夫っ!?」


「起きて!」


「あ、アリスぅ!」


「起きて!アリス!」





「ん、んんんん。」

私は四人の声を聴き目を覚ました。


お兄様やフォルツたちだ。


「うわぁ!起きた!」


ドアップにシャルの顔。


目には涙が光っている。


それよりも私の頭に浮かぶのは私が犯した『重罪』だ。


6歳にして何らかの力を行使し、国を滅ぼそうとした重罪。


思わず私の頬を涙が伝った時、威厳のある美しい声が響いた。



「アリスリア・シャーロット嬢」

と。



そこにいたのは美しい空色の髪に輝く金色の瞳の美青年。


国王陛下_ライク・リンス様陛下。と


「体調はいいかしらぁ?」


栗色の髪をなびかせた美しい女性。

クラリアース・リンス王妃殿下。


の横に同じく輝く容姿を持つ私の両親。


「は、はい国王陛下。」


何が命じられるのぉ!?

平民落ち!??処刑!?国外追放!?


もぉ!なんでも来やがれぇぇぇぇぇぇ!



「すまなかった!」


って



「えぇぇええええええええええええ~!?

何でですかっ!?国王陛下っ!?正気ですかぁ!?私国滅ぼそうとしましたよっ!?

処刑が妥当ですよねぇ!?国外追放は!?平民落ちはぁ!?」



やべ。やっちまった。


前世の素が出てしまった。



「ふ。はははははっ!」



ふわぁ~~~~!やらかした!顔に熱が集まって来る。

お母様もお父様も我慢の限界のようで噴き出してるし!!!!

お兄様たちも涙目だ。



「それが君の素なのかぁ!これは面白い!マリアそっくりだぁ!」



な~に微笑んでんのぉ!国王様よぉ!!!!!!!!!


自分の名前出されたお母様が陛下に向かって魔法を当てようとしてるし。


「あぁ。ごめんごめん。話がづれたよ。」


といい咳払いする国王。もう国王でいいっ!



「それでねぇ。君は15柱の月の女神ディアナ様から祝福。加護を受けてるんだよね。

で、今回君の怒ったのに気づいて国もろともリリアス嬢を殺めてしまおう!ってなったらしいんだよねぇ」


(。´・ω・)ん?15柱の月の女神?


って!ヒロインを祝福する女神じゃねぇか!



「だから君のせいじゃないんだ」



でも。


お兄様やトリア。シャルにフォルツを殺めて国もろとも消そうとしたのは紛れもなく私だ。



許してもらうなんてできない。


何の涙かわかんないけど涙が頬を伝う。



そんな私にやさしく抱きついてくれるシャル。



「わ、私が許されるなんて!エレンも、シャルもフォルツも!国もみんな消そうとしたのは私です!」



手で顔を覆う。



「じゃあ、その償い?罰に私の息子のフォルツの婚約者になっていただけないだろうか。」



え?


弾かれたように顔を上げる。


フォルツと婚約...


「うん!お父様!僕アリスが義姉様になるの嬉しいですっ!」


「えぇ!わたくしもこんなに魔力が高くて可愛い子が義娘だなんて嬉しいですわぁ!それに!

マリアと身内になれるのもうれしいですものぉ!」



王妃様もシャルも乗り気なのぉぉぉぉぉ!?




お母様助けてぇ!と視線を送ると「ガンバ!」

とほほ笑まれた。


裏切りやがったな。


お父様は!?って目をそらしやがったし。

お兄様は。って壁につっぷって。



「僕からも、婚約していただけませんか?アリス」


フォルツ。


前世から好きだった人。


「わ、私は_」




















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