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国の危機!!! ディアナ登場!

NOside


大きな音を立ててリリスアの頭上に魔法陣が出現した。


リリアスの頭上というよりも国中をすっぽりとかこってしまうほどの魔法陣の大きさだった。


そしてその魔法陣の中心に浮いているのは美しい金髪の少女。

普段の光がない瞳はリリアスだけにそそがれていた。


「な、なんですのっ!?」


皆が啞然として声が出せずいた時リリアスが叫んだ。


「どうもこうもないわよ。わたくしの加護下にあるこの子に手を出した罪は重いわ...」


それに答えたのは頭上に浮かんだ少女だった。


幼い彼女の口から出たのは美しい娘の声だった。



「だから、あんたは誰ですのっ!?」



「そうねぇ。この子が寝込んだ日に加護を授けた月の女神かしらぁ。」



また少女の口から出た言葉に人々は唖然とした。



『月の女神_ディアナ』

15いる世界の創造神のうち水と夜を司る女神。

「おときばなし」のように語られてきた幻の存在だった。

銀河のごとく輝く銀髪に月を思わせる金色の瞳。

まさに女神を象徴する容姿だと伝えられている。

今、この魔法界に姿を現し守護をあたえている神はディアナを除き5柱だけ。

その幻といわれる存在の守護下にある少女の怒りを買ってしまったのだ。



その事実を聞いたリリアスは地面に崩れ落ちた。


そして


「お願いしますっ!わたくしが悪かったのです!お願いします!命は助けてください!」


と嘆いた。



その必死の謝罪に女神は


「厚かましい人間ねぇ。わたくしはしゃべることを許可していないのだけれどぉ?」


と笑い

「もう、あなたに価値はないわね。」

と彼女の、国の頭上の魔法陣から水で造形された槍を数千本出した。



一人の少女を怒らせてしまっただけで国一つがなくなるなどありえない光景だった。



「さぁ。終わりの瞬間よぉ。」



金髪の少女が高くつき上げた腕を振り下ろしt「ちょっとまって!」


振り下ろそうとしたのを一人の少年が阻止した。



第一王子だ。



「ディアナ様!発言をお許しくださいっ!

今この国を、人々を殺してしまうと正気を戻したアリスが悲しみ涙を流しますっ!」


と訴えた。


そして

「そうですっ!アリスはまだ6歳です!正気を取り戻し形のない国を見たとき彼女は泣きます!」


と銀髪の少年も叫んだ。



「そうねぇ。アリスが泣くのはわたくし的にもいやねぇ。じゃあそこの厚かましい人間をきっちり教育しといてちょうだいねぇ?アリスにはわたくしの方から説明しとくわぁ!」



するとふんわり笑った女神はあっさり引いてしまった。



「わたくしの名前は月の女神ディアナよぉ。アリスもわたくしのことは知らないからあとで自己紹介しとくわねぇ!

おと、そこの緑の少年と銀の少年!かっこよかったわよぉ♪」



そしてばっちりウインクした後空に向かって銀色の光が昇って行った。



水色の光を放つ魔法陣はスゥッと消えていき金髪の少女が空から降ってきた。




       とりあえず国の危機は回避したようだ。



















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