(83)妹の面影・家族への想い
前回告知した通り、アントニオの妹のお話です。
リヒトが前世の家族に想いを馳せます。
では本編をお楽しみください。
本日はかなり短めです。
アントニオの案内で俺達は彼の家に着いた。
「ただいま〜アニア!女神様の使徒様がお前の病を癒してくださるそうだ!お連れしたぞ?使徒様、こちらです」
「わかった。お前がアニアだな?俺はリヒト・カサギリだ。今から状態異常を完治させる魔法をかける。もう少しの辛抱だ。リカバリー!」
一声掛けて魔法をかける。
「っ⁉︎体が軽くなった…ありがとうございます。使徒様」
「アニア‼︎」
「兄さん」
「どこも痛くないか?大丈夫か?」
「大丈夫よ?兄さん。使徒様の魔法のおかげですっかり良くなったわ」
「良かった〜」
ほっと息を吐くアントニオ。
その様子を見ていて妹の事を思い出す。
こんなやり取り昔よくやったな〜。
懐かしい。
「リヒト大丈夫?」
「あぁ、悪い。妹の事を思い出してた」
「凄く切なそうな顔してたから心配してたんだけど?」
「ん、大丈夫。ありがとな?クロト」
にっこり微笑んでクロトに礼を言う。
「ううん、大丈夫なら良いんだ」
笑顔で答えてくれるクロト。
「使徒様、妹様が居るのですか?」
「前世のな?今の俺はこの世界で使徒として転生し目覚めたから、天涯孤独だぞ?」
「そうなのですか?」
「あぁ」
アントニオの質問に答える。
アントニオの妹を見る。
姿が似てるわけではないが、アントニオの妹に前世の妹・まなの姿が重なる。
どうしてるかな?まな。
泣いてないと良いんだが…。
少しいやかなり心配だ。
自他ともに認める兄ちゃん子だったからな。
アントニオ達と話しながら、前世の家族に想いを馳せる。
如何ですか?
楽しんでいただけたでしょうか?
次回も楽しみに〜。
告知なしです。
楽しみにしててください。




