(80)ドワーフの国へ
はい、宣言してた通り、新章の始まりです。
今回はドワーフの国です。
では、本編をお楽しみください。
連絡を受け、エルフの国から人族の王都に戻って来た俺達。
急いでギルドへと向かう。
グランドギルドマスターのエルフィスが待っていた。
「お帰り、リヒト。ゆっくりしていた所をすまないね?」
「情報が入ったんだろ?気にするな」
「ありがとう。そうそう情報なんだけど、ドワーフの国で何か起こってるようなんだ。鉱石が根こそぎなくなったりとか、神隠しが起こってたりとか。色々ね」
「今度はドワーフか。ガルフ爺が気にしてるかもな〜」
キリリカにいるドワーフを思い出しながら言う。
「ガルフ?リヒト、彼と知り合いなのかい?」
「知り合いも何も俺ガルフ爺に刀鍛冶教えてるから」
「ガルフさんに鍛治を⁉︎」
「違う鍛治じゃなくて刀鍛冶な?」
「⁇」
違いがよくわかってないエルフィス。
溜息を吐いて説得する。
漸く納得してくれるのに20分もかかった。
盛大な溜息を吐く俺。
「お疲れ様、リヒト」
そんな俺を労ってくれるクロト。
そんな俺に申し訳なさそうに謝るエルフィス。
「すまないね。リヒト。手間をかけさせてしまって」
「いや、そんな事はどうでも良い。問題はドワーフ達に何が起こってるかだ」
話を本題に戻し話し合う。
暫くして現地に行ってみるしかないと言う結論に達した俺達は、すぐさま行動に移す。
先ず一旦キリリカに戻り、オーグに報告し、その足でガルフ爺の工房を訪ねる。
「ガルフ爺〜居るか?」
「おお〜リヒト坊、お帰り。エルフの国はどうじゃった?」
「変わらないよ?皆元気そうだった。それよりガルフ爺、今ドワーフの国で異変が起きてるって話聞いたか?」
「何じゃと⁉︎それは本当か?リヒト坊」
「あぁ間違いない。グランドギルドマスターからの確かな情報だからな」
「…リヒト坊すぐに立つのか?」
「あぁ、そのつもりだけど?」
「儂も連れてってくれんか?同胞達の危機じゃ黙ってはおれん」
「良いけど、大丈夫なのか?戦えるのか?」
「いらん心配じゃわい。これでも元Aランク冒険者じゃ。荒事には慣れとる」
「なら、問題ないな」
了承しガルフも仲間に加わる事が決まる。
ドラゴはお留守番だ。
隠して俺はガルフを仲間に加え、新たな戦いへと向かうべく、キリリカの街を後にした。
如何でしたか?
ガルフ爺さんが仲間に加わりました。
ドワーフ達に何が起こっているのでしょうか?
次回も楽しみに〜。




