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異世界転生に祝福を...。(女神からの祝福を受けて異世界転生したら無双する事になった)  作者: 緋勇蒼夜
第五章 妖精族の国【ライカンスロープの脅威】
73/111

(73)アイリスの葛藤

討伐作戦の後ですが、アイリスが少し気持ち不安定になってます。

モテるリヒトに、独占欲暴走した結果ですね。

リヒト必死になってアイリスを繋ぎ止めようとしてます。

では本編をお楽しみください。

ライカンスロープ掃討戦は、無事終わった。

俺達は、後処理を済ませて妖精族の王都に戻る。

王城に向かい、国王に討伐した事を報告する。


「もう討伐したのか?」


早いと驚く王。

その横で流石だと喜ぶミリア。


「流石ですわ。リヒト様」

「当面の危機は去ったが、根本的解決とは言えない。大本を経たないとな」

「大本ですか?」

「そうだ。魔神を倒さない限り安心は出来ない。これはこの世界そのものの問題なんだ」

「魔神…」

「俺はそれを倒す為にこの世界にいる」

「全面的に妖精族はリヒト様のお力になりますわ」

「ありがとう」


協力してくれると言うミリアに礼を言う。

食い気味に俺に協力すると言うミリアに危機感を覚えるアイリス。

俺のコートの裾を握り、何か言いたげに俺を見る。


「アイリ?どうした?」


不安げに俺を見るアイリスに、どうしたのかと問い掛ける。


「リヒト様…受け入れるのですか?彼女を…」

「はあ⁉︎何言ってんだ?そんな訳ないだろ?」


アイリスの言葉に驚き、慌てて否定する。


「でも…」

「でもじゃない!」

「リヒト様…」


涙を流すアイリス。

俺はアイリスを抱き寄せる。


「アイリス、俺を信じてくれ」

「…」

「本当に信じてくれ。俺が心から愛してるのはアイリだけだ」

「…でも皆がリヒト様を求めます。私は…」


それでも泣き続けるアイリスを力の限り抱きしめて自分の思いを伝えようとする。


「アイリス、俺を信じてくれないのか?」

「そんな事…」

「アイリス様、リヒト様の気持ちを疑うんですね?なら、私がリヒト様に告白しても何も言えませんね?」

「な!リリア⁉︎」

「だってそうじゃないですか?」

「こんなにも深く愛されているのに、それを疑うなんて」

「…」


俯くアイリス。


「アイリス、俺の気持ち意志は変わらない。何があっても、君がいるから俺は俺でいられる。どんな戦いにも頑張れるんだ。それだけは忘れないで欲しい」

「リヒト様…」


俺の事を涙の滲んだ目で見つめるアイリス。

俺は何度でもアイリスに思いを伝える。

彼女の不安が消えるまで何度でも。


如何でしたか?

リヒトの気持ちが少しでもアイリスに届くと良いですね。

次回はアイリスとリヒトの仲の修復回です。

仲直りしてくれるといいのですが。

次回をお楽しみに〜。


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