(63)オークロード再び①罠に嵌められたアイリス
オークロードの話二話に分割することにしました。
本日はアイリスがロードの罠に嵌められたお話です。
さあ、どうなるのでしょうか?
本編をお楽しみください。
ノーライフキングロード討伐から数日、ギルドの依頼を消化しながら、リヒト達は新たな情報を集めていた。
しばらくは穏やかな時間を過ごすリヒト達。
たまに仲間達の底上げもしながら過ごしていた。
そんなある日、妙な情報がリヒト達の耳に入る。
ハイオークが現れたと言う情報だ。
女の子供や女性達が連れ去られていると言う情報だ。
リヒトは考える。
この事件の裏にオークロードがいるのではと言う事を。
夜その事を仲間達に話す。
「なぁ?今日仕入れた情報どう思う?俺はオークロードが裏にいるんじゃないかと考えてる。クロトどう思う?」
「あり得るんじゃないかな?まだアイリスの事狙ってるみたいだし」
クロトの言葉に嫌そうに顔を顰めるリヒト。
「すげぇムカつく」
「だよね〜」
苦笑するクロト。
「今度こそ斬り捨てる」
刀を手に取りながら言う。
「よっぽど兄貴を怒らせたんだな?オークロードは」
「そりゃあ、アイリスを狙って罠にかけて来たくらいだしね。そりゃ怒るでしょ?」
「確かに」
クロトの言葉に頷くレオン。
この数日一緒に行動してみて、リヒトのアイリスに対する独占欲にも大分慣れてきたレオン。
すぐに納得する。
「今度こそ逃がさない。確実に討伐する」
「はい、リヒト様」
頷くアイリス。
隠して、オークロードの情報を集める事に注力するリヒト達。
数日後、オークの情報を得たリヒトはクロトを連れて現場に赴く。
街で留守番することになったアイリス達。そんなアイリスにオークロードの魔の手が迫る。
アイリスの目の前に1人の女エルフが倒れ込む。
「あっ!」
「大丈夫ですか?」
「い、一応大丈夫です」
「お怪我はありませんか?」
「はい、もしかしてアイリス王女様ですか?」
「ええ、貴女は?」
「クリネラと申します」
「何故こんな所に?」
「オーク達に攫われてきたのです。どうかお助けを仲間達がオーク達に!」
「落ち着いてください」
クリネラと名乗る同族の女を落ち着かせようと話しかける。
クリネラの話によると別の土地で静かに暮らしていた所突然襲われて連れ去られてきたのだと言う。
同族の危機に顔を歪めるアイリス。
「皆は何処にいるのですか?」
「助けてくださるのですか?」
「勿論です。同族の危機を見逃す訳には参りません」
「ありがとうございます」
涙を流しながら言うクリネラ。
その口元が、アイリスに見えないように醜悪な笑みに歪む。
アイリスはまったく気付かない。
アイリスは、他の仲間には知らせずに行動する。
クリネラの誘いに従い、街を出てしまった。
街外れで、罠にかけられる。
「クリネラ!これはど言う事なのですか?私を騙したのですか?」
「アイリス王女様、オークロード様がお待ちですわ。参りましょう」
罠に嵌められたアイリスは、オークロードの手に落ちる。
リヒト達はまだこの事を知らない。
罠に嵌められたアイリス。
さあどうなる?
次回をお楽しみに〜




