(58)商人の街 食の都ミヤコ②
朝は時間がなくて、途中迄しか上げられませんでしたが、続きを投稿します。
続きをお楽しみください。
「此処か…ゾンビが大量発生しているって所は」
「ただの大量発生かな?」
「違うだろうな。確認に向かった冒険者が戻って来ていない所を見ると、その冒険者を襲ってゾンビにしているんだろうな」
「あ〜なるほど」
「もしそうなら面倒ですね」
「そうだな」
先を進みながら、クロトやアインと話す。
「なあ、ラオスでの事を考えて思ったんだが、また足元に埋まってたりしないか?」
「…」
アイリスが顔を顰めて、地面を睨む。
「ありえるかも?」
「多分…」
予想通り、地面から現れるゾンビ達。
俺にしがみつくアイリスとリリア。
「予想を裏切らない登場ありがとさん」
聖属性を付与した刀で斬っていく。
俺以外のみんなの武器にも聖属性を付与した。
聖属性を付与した後、全員で討伐していく。
「斬り霧雨!」
「バーサルスクエア!」
数分後、全てのゾンビを斬り伏せ終えた。
「…片付いたな」
「こんなにゾンビにされてたんだね」
「そうだな。酷いもんだ」
全ての遺体を集めて埋葬した。
全ての処理を終えて街に戻る。
依頼を終え、ギルドに報告に行く。
「依頼を終えた。これが報告だ」
「了解しました。処理をします」
受付嬢が依頼終了を処理する。
それを見届けて報酬を貰い、ギルドを後にする。
「さて時間が空いたな。どうする?」
「お腹すいたしどこかに食べに行かない?」
「ん〜そうだな。昼食にしようか?屋台で色々買って食べよう♪」
「うんそうだね」
「リヒト様、これなんて美味しそうですよ?」
「じゃあ、これ買おうか?」
「はい‼︎」
嬉しそうに微笑むアイリス。
それを楽しそうに愛しげに見つめる俺。
背後からリリアが不服そうに見つめて言う。
「リヒト様はアイリス様に甘過ぎます」
「そんなの当たり前じゃない?二人は恋人同士なんだから」
「それはそうですけど〜」
納得いかない様子のリリア。
「俺がアイリスに甘くなるの当たり前だろ?好きな女に甘くなるのは、惚れた男なら当然の事だろう?」
「ムムムッ」
唸るリリア
「リヒト様、参りましょう?」
アイリスに手を引かれ歩いていく。
「クロト、食いたいものがあったら言えよ?アインもルカもな。フィアナとリリアも言うんだぞ?」
「はい、リヒト様」
「うん、わかった」
「承知しました」
「わかりました。リヒト様」
「はい」
素直に頷くリリア。
皆で色々な屋台で食べ物を買う。
外のオープンスペースに行き皆で食べる。
「ん、美味しい」
「とっても美味しいです何と言う食べ物でしょうか?」
「ホットドッグだな。そのままの名前かはわからないが」
「兄ちゃんよく知ってんな?獣人の国は初めてなんだろ?人族の国でも似た様なのがあるのか?」
近くにいた獣人が聞いてくる。それに首を横に振りながら答える。
「いや見た事ないな。ただ俺の故郷には普通にあったからな。わかっただけさ」
「兄ちゃんの故郷?」
「俺は異世界人だからな」
「兄ちゃんが噂のSSSランク冒険者で使徒様だって人かい?」
「まぁな」
「こんな所で噂の人に会えるなんてな」
「そんな大した人間じゃないさ」
「謙遜するなよ」
豪快に笑いながら言う。
「俺の名はレオンだ」
「俺はリヒト・カサギリだ」
「リヒトかよろしくな。俺で答えられる事なら答えるぞ?」
「それは助かる」
俺がそういうとニッと笑うレオン。
実際色々な情報を教えてくれた。
「色々教えてくれてありがとう。感謝する」
「気にすんなよ。人族とエルフの英雄様の役に立てたんだ。皆に自慢できるぜ」
「ふっ…そうか」
笑ってレオンに答える。
何か企んでいるのかと思ったんだが中々良い奴だ。
有意義な情報を得て、その日は街に一泊して次の街へと旅立った。
如何でしょうか。
次は炭鉱の街に着きます。
次回をお楽しみください。




