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異世界転生に祝福を...。(女神からの祝福を受けて異世界転生したら無双する事になった)  作者: 緋勇蒼夜
第六章 ドワーフの国【地底龍の脅威】
103/111

(103)91階層から最下層100階層攻略、ダンジョン完全攻略達成①

今回はちょっと長くなりそうなので、二部構成にします。

99階層まで乗せて100階層は次に書きます。

すいません。

流石に疲れてしまいました。

今回はリヒトの過去に焦点を当ててみました。

リヒトの過去の親友が出てきます。

では本編をお楽しみください。

さあいよいよ後10階層で完全攻略完成だな。


「さあ行こう」


いよいよ最後の攻略に向かう。


90階層からは、なぜか現代日本のような風景が広がっていた。

「なんだ?ここ…見たこともない高い建物とか立ってるぜ?」

「…あれは高層ビルって言うんだよ」

「リヒトわかるの?」

「わかるも何もここは俺の故郷…地球にある国日本の首都東京だからな」

「え?でも…ここは迷宮だよ?なんでリヒトの故郷が再現されてるの?」

「もしかしたら俺の記憶を読み取って再現したのかも…」

「これがリヒト様の故郷…」


珍しそうに目の前の風景を見る。 

「アイリ確かに似てるけど似てるだけで現実とは違うからな?大体…俺の生家はすでになくなってる。死ぬ前に壊れたんだよ。災害で破壊されたんだ。だからあるはずない」


辛そうな顔で言う。


「リヒト?大丈夫?」

「ん?ああ…ただちょっと…あまりいい気はしないな。これは…」


複雑な顔をする。


「兄貴…」

「すみません。リヒト様。リヒト様の生まれたところを構う前とは言えこの目で見られたことが嬉しくてつい…リヒト様のお気持ちも考えず、ごめんなさい」


しゅんとして謝るアイリ。


「アイリ…違うんだごめん。なんだか。複雑でさ」


アイリを抱き寄せて言う。

アイリをしっかりと抱き締める。

俺を労るように背中を撫でてくれるアイリ。

アイリの優しさに身を委ねる俺。


「お兄ちゃん?」


わが耳を疑う。

聞き間違うはずない。ゆっくり振り返るとそこには懐かしい妹の姿があった。


「まな?」


信じられないものを見て困惑する俺。

アイリがそんな俺を気遣う。


「リヒト様?」

「お兄ちゃん!」


俺の腰に抱きつく。まなの姿をした何者か。


「よかった。無事なんだね?死んじゃってもう会えないんだって思ってたのにまた会えるなんて」


涙ぐみながら言うまな。


「…お前は誰だ?」

「お兄ちゃん?何言ってるの?」

「この世界にお前がいるはずない。本物のまなは地球にいるんだ。ここは異世界の迷宮の中、いるはずがないんだ」


妹の姿を取る何者かを俺は怒りの目で見る。


「酷いよ!お兄ちゃん!暫く会ってなかったからって私を忘れちゃうなんて…」


泣きそうな顔で言う。

されてまま俺は怒りの目を離さない。

許せなかった。俺の記憶をトレースしているとはいえ。

得体の知れない何かが妹の姿を取り目の前にいる。

怒りを抑えられなかった。

俺は刀で妹の姿をした何かの胸を貫いた。


「っ⁉︎お、お兄ちゃん⁉︎」


血を流し倒れるまな。

それを冷たい目で見下ろす俺。


「リヒト大丈夫?」

「大丈夫、妹はここにいない。いるはずがない。これは、偽物だ」


冷たい目で見下ろしながら言う。


「また辛いことをやらせちゃったね?」


クロトが俺の肩に手を置きながら言う。


「大丈夫…ありがとうクロト」


にっこり笑ってみせる。


「大丈夫じゃないよ」


泣きそうな顔でクロトが俺を見る。

よく見ると他の仲間達も似たような顔をしていた。

本当に大丈夫なんだけどな、だってまなはちゃんと生きてる地球で…だから問題ないんだ。

問題ない…。

暫くなんとも言えない空気が漂うが、そのまま立ち止まるわけにはいかず歩き始める。

俺の家族を愚弄した奴が迷宮内にいる。

絶対に許さない。

斬り刻んでやる。

そう心に誓いつつ先に進む。

時々俺の記憶にある友人や知り合いの姿をした奴が現れる。

その度に仲間達が倒していく。

どうも俺に戦わせたくないらしく。

すぐさま倒していく。

俺を気遣ってくれてるのがわかる。

ありがたい。

仲間達の想いに支えられながら、俺は前に進んでいく。

99階層に到達すると、そこに何故かボス部屋があった。

変な作りだなと思いながら、中に入る。

そこには、俺の前世の親友を側に侍らせたボスが立っていた。

見た目は死霊使いのような格好をしてる。

ネクロマスターというらしい。

俺は冷たく鋭い目を向ける威圧と殺気を乗せて…。


「貴様か?俺の家族を愚弄したのは?おまけに俺の勝手の親友さえも愚弄するのか?」

「だとしたら?」


ニヤリいやらしい笑みを浮かべながら言う。

その横で表情の消えた親友が俺を見て口を開く。


「久しぶりだな。リヒト。その姿…まるで聖騎士だな」

「篤士…お前は偽物でも変わらないな。相変わらず表情に乏しい。愛想よくしろって言ったろ?そこまではトレースできなかったのか?」

「さあ?どうだろうな」


飄々と答える篤士。

俺の幼馴染にして親友…。


「初めましてでいいのかな?僕はクロト・ブリュッセル。今のリヒトの親友で相棒だよ?偽物だけど一応挨拶しておくね?」

「そりゃどうも…」

「戦おうか?篤士」

俺は装備をいつもの黒マントに変える。

そして神刀を装備する。

構え神経を一点に集中する。

そのまま高速で駆け抜ける。

一瞬で間合いを詰め、抜き放つ。

神速の刃が襲う。

だが篤士は予想通り刀で神刀を受け止める。

俺の刃を悉く防ぐ篤士。


「凄え兄貴の剣を防いでやがる」

「そりゃそうだ。篤士は俺のライバルでもあったからな。俺とまともに戦えるのは篤士くらいだったからな」

「お前を斬れるのかと思うと、嬉しさで身震いするよ」

「そうか?俺はお前との決着をつけられないから残念だけどな。美鏡古神剣術・裏秘奥技・天竜刃!」

「なっ⁉︎」


俺の新技を受け光の粒子となり帰る篤士。


「お前は俺が斬る‼︎絶対に許さん‼︎」


ネクロマスターを本気の殺気を放ち威圧して睨む。

俺の目が以前のようにまた金色に輝き変わる。


「なんだ?その目は!貴様、ただの人間ではないな?特に魂が!」

「魂が?知らん!俺は俺だ‼︎滅びろ!ネクロマスター‼︎最終秘奥技‼︎天照‼︎」


光属性の最終秘奥技を放つ。

真っ二つに斬り裂かれ、光の粒子となり消えていくネクロマスター。

奥に宝箱が現れる。

中身はアルバム…これはうちの家族との思い出のものどうしてここに、鑑定してみるとレプリカと表記されている。

なるほど…レプリカか。

だが記憶にあるものと似てる。


「リヒト様?これは?」


「家族写真を収めたアルバムだな」

「写真?」

「こんなふうに現実にあったことを記録しておくものの事さ。思い出の品なんだ。まあこれはレプリカなんだけどな」

「リヒト様、もしかしてこれ小さい頃の理人様ですか?」

「ん?ああ七五三の時の奴だな」

「七五三ってなんですか?」

「子供の成長を願う神事だよ?神様に子供成長をお願いして祝福してもらうんだ。昔からそう言う神事があって今でも行われてるんだ。かなり歴史のある神事なんだよ」

「そうなのですか?あら、可愛い///」


俺の子供の頃の写真を見て喜ぶアイリ。

俺にはそう言うアイリの方が可愛んだけどな。


「報酬ってこれだけか?」

「みたいだな。どうもトレースされた人間にまつわる思い出の品が報酬となるみたいだな」

「そっか〜でも昔のリヒトを知られるからこれはこれでアリだよね?」

「そうじゃな。リヒト坊の故郷のしきたりもかかるしな。悪くないじゃろ」


ガルフ爺の言葉に皆頷く。

そして俺たちは最下層へと向かう。

向かう前に元の装備に戻す。

篤士相手に本気で動かないといけないから動きやすい格好に変えただけだしな。

100階層の攻略を始める。


続く。





如何でしたか?

今日のリヒトはマジギレですね。

リヒトのかつての親友君篤士君を出してみました。

まあ、リヒトがマジギレしすぎて、一人で解決してしまいましたが。

楽しんでいただけたなら幸いです。

次回も楽しみに…。


緋勇蒼夜

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