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もう一度保育士目指します

短くてすみません。

次はもう少し長くします。

あぁ、どうしよう。プラチナブランドの髪をサイドに結っているこの女性は私を見て「ライリー」と言った。とても愛おしそうに。




ライリー・ローレン




何度も名前を繰り返して申し訳ないが、何度も確かめたくなる、ありえないとは分かっていても絶対に嫌だと思ってしまう人物。



もしこの名の彼女が、私の中の記憶、基乙ゲーに出てくる悪役令嬢ならば最悪なのだ。


彼女は子どもにも平気で手を上げる。子どもだけではない、気に食わない人間には誰にでも暴力で制裁を加える。私も何度平手打ちをされたことが...(ゲームの中で)


普通ならば名前がライリーってだけで「ライリー・ローレン」とは限らないのだが、私の母親らしいこの女性の容姿が、スチルで何度も目にして公式ファンブックでもキャラデザだけは綺麗だなって思っていた「ライリー・ローレン」に瓜二つなのだ。


母親譲りのプラチナブランドの髪を靡かせ、その美しい顔で自己中心的に我儘に行動し、傲慢でプライドがとてつもなく高い。動かず喋らずならば推したくなるほどの容姿。


そんな麗しい容姿から周りに甘やかされに甘やかされ、最悪な令嬢が出来上がってしまった。

よくある話だ。良くないけど。


しかもこの令嬢は子どもを叩いた。通りすがりに肩が触れただけでという理由で。だから私はこの令嬢が嫌いだった。





それなのに!よりにもよって!!この令嬢!!!

ライリー・ローレンに生まれ変わるとは!!




ふざけないで欲しい。私は保育士になりたいんだ。ヒロインを陰湿にいじめ、理性がゴマ粒位しかない令嬢になりたい訳では断じてない。

しかも待って、この令嬢、最終的にいつも死ぬか投獄じゃない。

夢だと信じたい。つねった頬は痛かった。



そしてだ。

この展開はラノベでよくある、更生して己のバッドエンドを防ぐため頑張ってたら逆ハーになってしまうやつではないか。


そうゆう類の話は大好きですとも。はい。

でも自分がそうなるのは話が別すぎる。文章だからこそ楽しめた逆ハーも、自分がその中心に立つとなるとゾッとする。

自慢じゃないけど彼氏いない歴=年齢の私は3Dのメンズの免疫が無いのだ。



この世界のことはゲームでしか知らない。


だが、私はこれから成長していくのだ。

ある意味チートではないか??







もう一度保育士を目指そう



そして子どもに囲まれて幸せに生きるんだ



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