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入学試験

遅れて申し訳ない。

理由は後書きで。


「到着したぞ坊主達」


あの後は何事もなく目的地である魔法学院に着いた。

街で例の盗賊もどきの報告やマギルサード魔道国に入国するのに必要な手続きに少々時間がかかったりした事はあったがまぁその程度なら何も問題ない。


「ありがとうございましたオーエンさん」


「何、気にすることはないぞ。ついでだからな」


そう言ってオーエンさんは去っていった。

ここはマギルサード魔道国の領地、エスゲル。

なんでもマギルサード魔道国の英雄の名前らしい。

とはいえ、これから俺の学院生活が始まるのかぁ。

今から楽しみになってきたな。


「アリス、まずはエントリーシート貰いに行かなきゃ」


「えぇそうね。今から楽しみになってきちゃった」


それに関しては同意する。

アインベルクでは見ない建築物に道の端で見える魔法を使った見世物もある。

というかよく見たら建築物のほとんどに魔法が使われている。

壊れにくいようにしてるのかな?


キョロキョロしながら歩いていると前方に大きく入学エントリー受付所と書かれた垂れ幕があった。


「あれだよな?」


「あれだと思うよ。書いてあるし」


うん俺もそう思う。

めんどくさいレベルの長蛇の列になってるし。

というか変わってるよなぁ。

事前連絡なしで試験当日に住人表と試験費を支払えば身分に関係なく試験を受けることができる。

あと多分住民票は転生者が伝えたものだと思ってる。

住民票は自分の魔力を登録する事で作成できる。

そのため住民票の魔力と本人の魔力が一致すればそれは本人だという事だ。


そして30分程経ってようやく俺達の番が来た。


「住民票と試験費をお願いします」


「はい」


「はい確かに確認しました。次はそこの水晶に触れてください」


この水晶は教会にもあった無色透明の水晶と全く同じやつだな。

魔力適性を検査する水晶だ。

こういう使い方も出来るのな。

色々参考になるなぁ。


「はい確認しました。本人で間違いないですね。このまま試験会場に向かってください。2時間後に試験開始です。この番号と同じ席に座ってください」


「分かりました」


席を指定するのは仲のいいもの同士で隣になりカンニングするのを防ぐためである。

どこの世界でもカンニングは犯罪なんだな。


会場の中に入ると色々な人がいた。

ローブで顔も性別も分からない受験者。

必死に最後の勉強をする受験者。

眠っている受験者。

誰かと喋っている受験者。


まぁ俺も勉強しようかな。

アリスと別れて受験室の隣にある修練所に入る。

そこには既にかなりの数の魔法使いがいた。

魔法学院の受験は当然魔法が関係する。

その中には実技も含まれている。

大体下級魔法が使えれば実技は問題ないらしい。

まぁ俺は中級魔法までは使えるし下級魔法までなら無詠唱で使える。

練習の必要はない。

普通は魔力を消費するだけだからな。

本番まで取っておいた方がいい。

まぁそれでもこんなにいるのは緊張をほぐそうとしているのだろう。

魔法は精神状態にも左右される。

だから軽く魔法を使って自分の精神状態の調整をする。

まぁ習慣とかは大事だ。

普段通りの行動をすればいつも出来ていたことは出来る。

まぁ一種の暗示みたいなものだ。


ここは俺もちょっと魔法を撃っていこうかな。

他の受験者への牽制にもなるし。


「”水よ。激流となって押し流せ!”『ビッグウェーブ』!」


高さ5メートル程の大きな波が現れ的である案山子を飲み込んだ。

ズズンと大きな地響きが鳴り響く。


『ビッグウェーブ』は水属性中級魔法。

突然放たれた中級魔法に周りの受験者達は騒然となった。


「凄いな君」


そんな中一人だけ声を掛けてくる男がいた。

金髪碧眼の美少年だった。


「誰だあんた」


ザワっと辺りが騒がしくなる。


「アインベルク王国の第2王子ラッツだ。君は?」


「王子!? 申し訳ありませんラッツ様!」


おいおいおいおい! 王子に向かって誰だあんたなんて言ったらそりゃザワつくわ! しかもアインベルク!? 俺の住んでる国じゃねぇか! なんで魔法学院に来てんの!? というかよく普通に挨拶してくれたな。

普通に処罰されててもおかしくないぞ。

やべぇどうしよう。


「そんなに怯えなくても何もしないさ。僕は第2王子だからね。外で見聞を広めてこいと言われてここに来たのさ。でも僕は自分の魔法にはそれなりに自信があったけど君の魔法を見たら自信を無くしてしまったよ。わずか10歳で中級魔法を使いこなすなんてね」


「いやぁ。ははは」


優しい人で良かったぁ!

まじ怖ぇ!

これは色々気をつけないとな。


「まぁお互い頑張ろう」


初っ端から面倒な事になったな。

嫌だななぁ。

これからどうなるんだろう……


まぁ頑張るしかないか。

まずは実技試験だな。

しかし絶対トップは取らないと決めた。

絶対にあの王子様に目をつけられる。


というか今更だけどなんで俺魔法学院に入学しようとしてるんだろう?

俺がエリクシール様に貰ったのは会話スキルだよ?

何故か結構チートスキルだったけど。


「何故こうなった……」







今現在テスト勉強が忙しいのでこれからしばらく投稿ペースが死にます。

勝手な都合ですがご理解ください。

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