表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
18/53

12話

後半に扶桑が出てきますよ!!

日米豪連合軍のフィリピン奪還作戦が進むと、中国軍はお得意の人海戦術でマニラ市でゲリラ戦を展開していた。


無論、戦車なども投入していたが、多くがF-18FJの搭載する27㎜機関砲の機銃掃射によって破壊され、物資を搬送する輸送機も護衛の戦闘機諸共米海軍と豪州空軍のF-18Eの放ったAIM-120(AMRAAM)によって次々と撃墜され、、辛うじて生き残ったのもAIM(サイドワインダー)ー9X(2000)20㎜機関砲(バルカン砲)の餌食となって空港に到着する前に殆どが墜落していた。


無論、マニラ空港に配備されていたJ-11(チャイナフランカー)が迎撃に飛び立つも、翔鶴から制空の為に飛び立ったF-35CJやF-18EJの放ったAAM-6(17式空対空誘導弾)によって迎撃高度に上がった瞬間には回避機動をとらざるを得なくなっていた。


無論、その先制攻撃を生き残った4機のJ-11が反撃に転じて、R-73(アムラームスキー)によって2機のF-18EJの撃墜に成功し、格闘戦でF-35CJを1機撃墜したが、そこで誘導弾も銃弾も尽きて(弾切れとなって)しまい、基地へ戻ろうとする所を武原大尉のF-18が太陽を背に急降下しながら隊長機に向けてAAM-7(19式空対空誘導弾)を発射し、その僚機2機もそれに続くようにAAM-7(19式空対空誘導弾)を放ち、4機の内3機が瞬く間に撃墜されたのである。

そして戦死した小隊長こそがエース部隊を率いてタイ空軍のJAS-39とF-16各2個小隊とベトナム空軍のSu-27UB1個で構成された泰越合同航空隊を壊滅に追いやったで多数の撃墜数を稼いだ中国軍の誇るエース鄭秦運大尉であった。


「敵機撃墜、流石にSu-30(フランカー)は歯応えがあるな」

武原がそう言うと訓練学校同期の栗本がすぐに答える。

『流石にコイツ(F-18EJ流星)と同じ4.5世代機だし、そうじゃなきゃ空中戦は面白くない、ドイツのハルトマンだってBf-109でP-51(マスタング)を落としたと言う話もあるしさ、強い敵の方が闘志が掻き立てられないしな!!』

「あぁ、全くだ・・・・・・こちらシャーク1、敵1を取り逃がしたが、マニラ市上空の制空権は完全に奪還した!もう敵の危険性はありません!」

『翔鶴管制室了解、各隊は母艦に速やかに帰還せよ!』

「シャーク1了解!各機、母艦へと帰還する。次の作戦が待っているから今日はしっかりと休んで英気を養って欲しい!」

武原がそう言うと彼のF-18は翔鶴の方角へと飛び去った。


巡洋艦扶桑艦橋上

私は5時間以上ここで立ち続けていた。

理由は中国軍のミサイルがいつでも艦隊に向けて飛来しても撃ち落とせるようにしとく為で、私は腰元に装備したホルスターからいつでも拳銃を抜けるようにしていた。

まぁ仕方ないだろう、敵さんも必死だからね。何せマニラが日米豪連合軍に奪還されれば、南シナ海の制海権を喪失するものね、彼らは。

そう言えば戦陣が開く直前に倉本大尉が英国から統合電機推進の動かし方を学んで機関長として私に戻ってきたわね。

彼のおかげで私の搭載している気難しい統合電気推進式のタービンが快調に動いているのよね。

「そろそろ来そうね・・・・・・・」

私がそう呟いた瞬間、船内各所にけたたましいアラームが鳴り響いた。

『対空戦闘用意!!各員戦闘配置!隔壁を閉鎖し、戦闘準備に就け!』

「来たわね・・・・・・さて、楽しませてもらおうじゃない!」

私がそう呟くと私の上空を多数の艦載戦闘機が飛び去ったのである。

「武原大尉は呆れるくらいに元気一杯ね・・・・・・ははは」

そう言ったのは翔鶴さんだ。

まぁ実際、武原大尉は今日1日で3回目の出撃だ。あの体力の源はどこにあるんだろう。まるでドイツ軍のルーデル大佐(空の魔王)みたいだ。

事実、中国軍にとって空の死神とでも言える程の被害を負わせているとか。


『こちら翔鶴指揮所、シャーク、ブレイブ両隊は敵護衛戦闘機(J-10猛龍)を排除し、クロス隊は爆撃機を排除しろ!』

「シャーク1了解!」『ブレイブ1了解!』『クロス1了解!』

3人の隊長がそう言うと12機のF-18EJ(スーパー・ホーネット)が護衛機に対して、6機のF-35CJ(ライトニングⅡ)が爆撃機に対してAAM-6(17式空対空誘導弾)に対して照準を合わせた(ロックオンした)


「シャーク1・・・・・・フォックス1!!」

武原がそう叫ぶとAAM-6が彼のF-18から飛翔する。

次の瞬間、僚機である合計17機のF-18やF-35からも一斉にそれぞれ1から2発のAAM-6(17式空対空誘導弾)が飛翔したのである。

(まるでUFOを迎え撃つあの映画みたいだ・・・・・・だとしたら俺はあの映画で言えば大統領か・・・・・・ははは、な訳ないか・・・・・・)

武原はそう思いつつもレーダーディスプレイを睨み続ける。


扶桑CIC(戦闘指揮所)

「シャーク、ブレイブ、クロス隊の第一波攻撃により敵の戦力の1/3に被害発生、ですが2/3は依然として健在です、第二波攻撃を要請します!」

砲術員の一人がそう報告した直後、中国軍のH-6戦略爆撃機が旧ソ連製の大型対艦ミサイルを発射したのを扶桑のFCS-5が捉えた。

「SM-6発射用意!!目標、敵、対艦ミサイル!!発射用意、撃て!!」

すぐさま西村艦長が発射を命じるとSM-6がMk-57VLSから4発が発射されて弧を描いて目標へと向かう。


艦橋トップ

「来たわね・・・・・・」

私はそう呟くとリボルバーに弾を込めて、それを空へと向ける。

そして5秒ほどしてから引き金を引く。

弾は4発込めた、発射されたミサイルと一緒だ。


暫くすると鳥海さんや足柄さんに秋月さんからもSM-6が放たれる。

そして上空では12機のF-18と11機のJ-10が死闘を交え、3機のF-35が6機のH-6爆撃機に襲い掛かり、3機がミサイルを迎え撃つ。

無論、私達が落とし損ねた時に備えての話だが。


この戦いは生涯忘れ難い戦いになるだろうと私は感じていた。

暁ちゃんに横須賀に凱旋すると約束したからには私はこんな所で沈んではならない。いや国の威信をかけた私が被弾してはならない!!

私は自分にそう言い聞かせ、再びリボルバーに弾を込めたのである。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ