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通販スキルで、楽しい異世界生活  作者: 黒蜜きなこ
第5章 星空の落とし子
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65/66

03



リンドール家について、どうやって調べようかな。

そうだ、俺にはサッちゃんがいるじゃないか!

サッちゃん、何か分かる?


(候補が3つあります)


おお、もう3つにまで絞り込めてるの?

さすがだね、サッちゃん。


(恐れ入ります)


サッちゃんが候補に挙げた3つのリンドール家。

話を聞けば、どうやら親戚同士らしい。




候補その1


リンドール公爵家

公爵は王弟に当たるらしい。

貴族どころか、王族ですか…

願わくば、このリンドール家じゃありませんように。



候補その2


リンドール子爵家

リンドール公爵家の親戚筋で、貴族社会で圧倒的な影響力を持っているそうだ。



候補その3


リンドール伯爵家

主人である伯爵は他界、息子が後を継いでいるらしい。

1人娘は、王太子のお妃候補の1人だそうだ。





それにしても、サッちゃんの情報網すごいね?

どこから仕入れた情報なんだろう…


(企業秘密です)


いや、企業じゃないよね?

無理には聞かないけどさ。

位置的に、一番近いのは候補3かな。

とりあえず、行ってみますかね。




◇◇◇◇




「うむむむ…」


キュウ?


「この感じどこかで…」


ランは何をやってるんだ?

ポムポム向かい合って、何やら唸ってるけどさ。


「ラン、ラングシュバイト」

「ん?おお、何じゃ?」

「それはこっちのセリフだよ、何を唸ってるんだ?」


ポムポムが困ってるぞ。


「このスライムから、覚えのある魔力を感じるのじゃ」

「ポムポムから?」

「うむ、それが何なのかどうしても思い出せぬのじゃ!」


思い出せなくてイライラする気持ちは分かる。

まあ、そのうちふっと思い出すさ。

ほら、飴でも食うか?


「食べるのじゃ!」


うん、これで良し。


「ヨシト、そろそろ出発するかい?」

「そうですね、皆さえ良ければ今日は休息日にしようかと思うんですが」


ここんとこ移動しっぱなしだったしね。

幸いここは危ない魔物もいないし、人目にもつかない。

夜はバーベキューしようかと考え中。


「いいね、賛成だ」


え?赤ワインが欲しい?

………程々にしてくださいね。

はいはい、おつまみもどうぞ。


アイテムボックスから取り出して手渡す。

マリーレインさんは、嬉々として抱えながらテント消えていった。

カリナも休息には賛成らしく、カメラ持ってハクとポムポムのあとをついて回ってる。

うん、こっちブレないね…


ロザリアはドラゴンの姿で空の散歩をしてくるそうだ。

たまには本来の姿で自由に飛び回りたいんだろう。

迷子にはなるなよ、いいな。


「……………」

「……サマンサ、お菓子でいいか?」

「ハイなのです!」


チョコレートをご所望ですか、ハイハイ。

クッキーも?……太るぞ。


俺は…ちょっと、調べ物があるから単独行動させてもらうよ。



読んでくださって、ありがとうございます。

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