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通販スキルで、楽しい異世界生活  作者: 黒蜜きなこ
第5章 星空の落とし子
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02



キュウキュウ、キュウ?

ウニャニャ!

キュウ!キュキュ♪



「可愛い…!」

「癒されるねぇ」


ただいま、皆でハクとポムポムのじゃれ合いを眺めております。

スライムってこんなに可愛かったのか…

皆には、他所の家の従魔を保護したと話してある。


「それにしても、君といると飽きないね」

「いやぁ、見捨てるのも目覚めが悪いんで…」

「スタースライムはね、わりと富裕層や貴族に人気なんだよ」


リンドール家って、やっぱり貴族なのかな。

だとすれば、あんまり関わりたくないんだけど。

貴族とか、面倒くさいイメージがあるんだよなぁ…


「先生、スタースライムって強いの?」

「いいや、普通に弱いね」

「じゃあ、どうしてこんなところに連れてきたのかしら」

「強化するには幼すぎるし、…ふむ、おかしいね」


とにかく、今日はもう遅いし。

早くテント設置してご飯の準備しなきゃ。

そういえば、スライムって何食べるんだ?


(何でも食べますよ、スライムですから)


ありがと、サッちゃん。

だったら、ハクと同じでいいかな。


「ハク、仲良くしてやるんだぞ」

(うん!おともだち!)


あぁもう、可愛いすぎてどうしよう。

とりあえず、写真撮っておこう。




◇◇◇◇




コロコロコロ……

パタパタパタ……


夜も更けて、各自テントに引っ込んだ後。

ハクとポムポムはまだ元気に遊んでる。

……遊んでるんだよね?


(ますた、たのし!)


楽しいんだ、それならいいけど…うん。

結構なスピードで転がるポムポムと、それを追うハク。

……目が回らないのかな、スライムって。



キュキュウ♪



ポムポムとも話せたらいいんだけど。


(幼すぎて、念話は無理です)


そっか、残念。


「ハク、ポムポム、もう寝るよ」


明日起きられなくなるからね。

遊びの時間はおしまいです。


(はぁい)

キュウ!


2匹とも良いお返事。


「ポムポム、お前の家まで送ってやるからな」


弾力のあるゼリーのような身体を撫でてると、ハクが割り込んできた。


(ハクも、なでて!)


その後?

もちろん2匹が寝るまで撫で続けました。

おかげで若干寝不足だけど、後悔はない。






── 貴方に託します…どうか、どうか……


── 愛し子を、護ってください


── お願い、私の愛し子を……






「ふわぁ……何だろ、夢見てたような……」


何だっけ、忘れちゃったけど…

誰かが何か…う〜ん、まぁいいや。

所詮夢だしね、さあ、顔洗って朝ご飯だ。



読んでくださって、ありがとうございます。

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