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予約投稿ミスってました、すいません。
コンコンコン
「爺さん、いるか?」
はぁい、と軽やかな声で出迎えてくれたのはアイーシャさん。
すっかり奥様らしくなって。
「何じゃ、昨日来ると言うから待っておったのに」
「悪い、忘れてた」
マリーレインさんとの楽しいひと時で、爺さんの事は綺麗さっぱり忘れてたよ。
「………まぁいい、これを渡したかったんでな」
書簡?
「儂の署名がしてある」
「これって…」
「魔王国の者と揉める事があったら、それを見せろ」
ああ、なるほど。
元宰相様が後ろ盾ですよ、っていう証拠か。
「関わり合いにならんのが一番だがな」
うん、俺もそう思う。
「まあ、御守りみたいなもんじゃ」
「ありがとう、いざという時は遠慮なく使わせてもらう」
アイーシャさんが席を外した隙に、爺さんが俺に耳打ちしてきた。
「…後生だから、これ外してくれ」
ああ、ブレスレットね。
うん、ダメ。
若い奥さんもらったんだから、必要ないよね?
じゃあ、俺はそろそろ…いえ、お構いなく。
トッケイ、またな。
◇◇◇◇
(ますた、おかえり!)
ただいま、ハク。
顔面に張り付くのはやめような。
「ヨシト」
「カリナ、ハクとランを預かってくれて助かったよ」
「気にしないで、それより夕食は?」
「そうだな、温泉で汗を流してからにするよ」
じぃぃぃ〜〜〜……
「ん?マリーレインさん」
視線を感じて振り向けば、こちらを見つめるマリーレインさんが。
何で、そんな顔してるんです?
「ふうん、君たち新婚さんみたいだねぇ…」
新婚さんって……俺とカリナ?
「そ、そんなんじゃありません!」
カリナ、力いっぱい否定しなくても…
話題を変えよう。
「そうだ、明後日にはここを発とうと思うんですけど」
「うん、そろそろ頃合いだね」
「私も問題ないわ、ねぇサマンサ?」
「ハイなのです」
ロザリアとランも特に問題なさそうだな。
よし、明後日出発だ。
今回はちょっと短くてすいません。
次回で今の章は終りです、その後閑話を挟んで新しい章に入ります。
読んでくださって、ありがとうございます。
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