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通販スキルで、楽しい異世界生活  作者: 黒蜜きなこ
第4章 温泉郷の賢者様
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15

予約投稿ミスってました、すいません。


コンコンコン


「爺さん、いるか?」


はぁい、と軽やかな声で出迎えてくれたのはアイーシャさん。

すっかり奥様らしくなって。


「何じゃ、昨日来ると言うから待っておったのに」

「悪い、忘れてた」


マリーレインさんとの楽しいひと時で、爺さんの事は綺麗さっぱり忘れてたよ。


「………まぁいい、これを渡したかったんでな」


書簡?


「儂の署名がしてある」

「これって…」

「魔王国の者と揉める事があったら、それを見せろ」


ああ、なるほど。

元宰相様が後ろ盾ですよ、っていう証拠か。


「関わり合いにならんのが一番だがな」


うん、俺もそう思う。


「まあ、御守りみたいなもんじゃ」

「ありがとう、いざという時は遠慮なく使わせてもらう」


アイーシャさんが席を外した隙に、爺さんが俺に耳打ちしてきた。


「…後生だから、これ外してくれ」


ああ、ブレスレットね。

うん、ダメ。

若い奥さんもらったんだから、必要ないよね?

じゃあ、俺はそろそろ…いえ、お構いなく。

トッケイ、またな。




◇◇◇◇




(ますた、おかえり!)


ただいま、ハク。

顔面に張り付くのはやめような。


「ヨシト」

「カリナ、ハクとランを預かってくれて助かったよ」

「気にしないで、それより夕食は?」

「そうだな、温泉で汗を流してからにするよ」



じぃぃぃ〜〜〜……



「ん?マリーレインさん」


視線を感じて振り向けば、こちらを見つめるマリーレインさんが。

何で、そんな顔してるんです?


「ふうん、君たち新婚さんみたいだねぇ…」


新婚さんって……俺とカリナ?


「そ、そんなんじゃありません!」


カリナ、力いっぱい否定しなくても…

話題を変えよう。


「そうだ、明後日にはここを発とうと思うんですけど」

「うん、そろそろ頃合いだね」

「私も問題ないわ、ねぇサマンサ?」

「ハイなのです」


ロザリアとランも特に問題なさそうだな。

よし、明後日出発だ。


今回はちょっと短くてすいません。

次回で今の章は終りです、その後閑話を挟んで新しい章に入ります。

読んでくださって、ありがとうございます。

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