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通販スキルで、楽しい異世界生活  作者: 黒蜜きなこ
第3章 海底に眠るもの
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翌朝、俺の部屋に全員集合。

昨日作ったスマホ型カメラを配る。

まず最初に、それぞれの魔力を登録。

1台につき全員の魔力を登録して、使い方や防犯機能について詳しく説明した。


「すごいわ、これ…!」

「君の多才ぶりには驚かされるよ、魔道具作りにも手を出してるのかい?」


レンズにあたる部分にも、メモリークリスタルを使ってるんだけどね。

ズーム機能を組み込むのに苦労したよ…魔方陣はしばらく見たくない。


「分解して詳しく調べてみたいね」


マリーレインさん、やめて下さい。

今度作り方教えますから。


「ありがとう、ヨシト!」


カリナは嬉々として、ハクの写真を撮りまくっている。


「シャッターボタンを長押しすると、今まで撮ったものが見れるよ」

「うふふ、ハク様をいっぱい撮らなきゃ!」

「アタシは美味いものを撮るぞ!」


カリナもロザリアもブレないね…




◇◇◇◇




「じゃあ、そろそろ出発しようか?」

「そうね」

「荷物持たなくていいから楽チンなのです!」

「いやぁ、アイテムボックス持ちがいると実に便利だ」


皆の荷物も、アイテムボックスに収納。

おかげで皆、武器と最低限の荷物のみで身軽な格好だ。

俺も外套を羽織って、頭上にハクを乗せたら準備完了。

いよいよ、ベイラーシュの町ともお別れか。


(ラフマー温泉郷へ行くには、北門から出るといいですよ)


ありがとう、サッちゃん、



ドドドドドド………



何だこれ、地響き?!

いや…誰かが土埃を巻き上げながら、こちらへ走って来てる。

あれは……


「ヨシト~~~!!!」

「げっ、ユウノさん…」

「アタシとの試合はどうなったんだよ~~!」

「すいません、またの機会にっ!」


またの機会はないと思いますけど!

ほら皆、急いで急いで。

マリーレインさんも、いつまで爆笑してるんですか。

あなたの友人でしょう、何とかして下さい!


「すまないユウノ、見逃してやってくれ」

「しょうがねぇなぁ、次に会うときは絶対アタシとの約束守れよ!」

「ぜ、善処します…!」


気をつけてな、と手を振ってくれるユウノさん。

竹を割ったような性格って、ユウノさんみたいな人に使う言葉なんだろうな。


「ありがとうございました!」


ベイラーシュの町を後にして、いざラフマー温泉郷へ。

温泉楽しみだな、ハク。


(おんせ~ん!)


温泉でゆっくり羽を伸ばしますか!


読んでくださって、ありがとうございます。

閑話を挟んで、新しい章に入ります。

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