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通販スキルで、楽しい異世界生活  作者: 黒蜜きなこ
第3章 海底に眠るもの
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26/66

03


翌朝、朝食がてら朝市をブラブラしてみた。

目的は海産物の入手!

サッちゃんに目利きを頼んであるから、楽しみだ!


(お任せ下さい、マスター)


昨日の夕食には、鮭に似た魚のムニエルが出て大満足。

身はふっくらとしていて、バターの風味も最高だった。

この宿は食事も美味しいし、当たりだったな。


(ますた、あれたべる!)


魚の塩焼きかな?

切り身を串に刺して炭火で焼いてるみたいだな。

香ばしい匂いが食欲をそそる。


「おじさん、串焼き2本ちょうだい」

「あいよ、パンに挟むかい?それともそのまま?」

「ひとつはパンに挟んでくれ」


手際良く、葉野菜と一緒にパンに挟んでくれた。

ハクはそのままかぶりついている。

どれどれ…うん、美味い!


鑑定。

サルバの塩焼きか。

脂がのった身は食べ応えもあって、まさに鯖。

ご飯と一緒に食べたらさぞ美味いだろう。


(サルバは今の時期が旬ですよ、マスター)


お、ありがとうサッちゃん。

よし、何匹か購入しておこう。

腹も満たされたので、買い物タイムだ。

ハクの手や口周りを綺麗に拭いてやり、定位置になった俺の頭上へ。


さあ、サッちゃん頼んだぞ!




◇◇◇◇




いや〜買った買った。

サルバはもちろん、アジに似たアジールや帆立に似たホルタート。

昨日食べた鮭に似た魚、ルジャケも購入。

アイテムボックスに入れておけば、いつでも食べれる。

あと、この世界の魚貝類は全体的に大きい。

帆立なんて、俺の顔よりデカくてビックリした。

通販スキルで地球の魚を買って、食べ比べてみるのもいいかも知れないな。

揚げたてのアジフライとアジールフライ、それぞれタルタルソースをつけて…おっと涎が。


(マスター、往来の真ん中で涎を垂らすのはどうかと思います)


はい、すみません……


そうそう昨夜寝る前にサッちゃんいくつか質問したんだけどさ。

まずは、気になってた契約紋。

カリナは手の甲に浮かび上がってたけど、俺にはないな〜と思って。


(マスターにもありますよ?鏡で右目をよくご覧下さい)


右目、赤目の方ね。

うっすらと契約紋が浮かび上がってましたよ。

どんどん厨二化が進む自分の外見に、一抹の不安。


あとは、偽装用のステータス設定とか色々。

サッちゃんマジ優秀。

もうサッちゃんなしでは生きていけないかも。


(当然です)


……頼りにしてます。



ハクがウトウトし始めたので、一旦宿へ戻る。

宿でゆっくりして、午後からは町の散策でもするかな。

いいねぇ、これぞ自由気儘。

時間に追われることもなく、最高だ。




「ヨシト!」

「どこに行ってやがったのですか?間の悪い男なのです」


え…カリナにサマンサ?


「ヨシト、甘いのくれ!」


ロザリアも…ああ、ほら飴やるから大人しくしててくれ。

サマンサ、ロザリアの飴を横取りするな。

お前にもやるから、ほれ。


「やあ、ヨシト」


マリーレインさんまで??




宿へ戻ると、受付の前で4人が待ち構えてたよ。

えーっと、何で皆さんお揃いでここに?

よく俺が泊まってる宿が分かりましたね?



「聞きたいこともあるだろうが、まずは場所を変えないか?」


しょうがないので、4人を俺の泊まってる部屋にご案内。

おかしいな、俺の幸運値は最大になってるんだよね?

女難の相とか出てるんじゃないだろうか…はぁ…


読んでくださって、ありがとうございます。

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