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第9話 仲間

※修正しましたm(_ _)m

初めての旅。

地上に舞い降りるまでは、想像することもなかったことじゃ。

旅の仲間であるミライから旅のあれこれを聞いている。

旅の話をしておる時のミライはとにかく楽しそうじゃった。

…それはそうとして。

─────────────────────

「ミライよ。これからどうするのじゃ…?」

「この辺で何か仕事をしてレルを貰うしかありませんね。」


~【傭兵団訓練所】~


「ノヴォリス帝国は、ベリアル王国とは違って騎士団を持たないんですよ。」

「えっ、そうなのか?じゃがなぜこんなに国が大きいのじゃ?」

「それは、ここで訓練している傭兵団の方々がいるからですね。」

あそこから声が聞こえる。しかも沢山。

─大人数が列になって走ってる!

しかも一人だけ周りの者とは違う格好をしておるな。

見ているだけでも圧倒されそうじゃ。


「すみませーん!バイトの方々ですかー?」

…バイト?


「貴女たちですね?バイトの応募をしたのは。」

「そうです!私はミライと申します。それから…」

「私はフォルテと言います。よろしくお願いします。」

「なるほどね。」

「フォルテちゃんみたいな小さな子供がバイトするなんて予想外だったよ!」

「んなっ…!私は子供などではないのじゃ!!」

「はははっ。別に頼りないと思ってる訳じゃないから安心してくれ!」

そういう問題じゃないのだよぉ…

─────────────────────

~数時間後~

「だぁぁ〜〜…疲れたぁ…」

「お疲れさん二人とも!いやぁホント助かったよ!丁度人手不足だったからね。」

「ひたすらに水を遠くの井戸まで汲みに行き、傭兵団の方々にお配りする。想像してたより十倍キツかったです。」

「はぁ、はぁ。そうは言ってるけど、全然辛そうじゃないではないか!」

「あぁ…これは、いつの日かやってた、深い森で切った丸太を、担いだままベリアル王国に行って薪割りをしたのを思い出しました。」

「…ま?!丸太を担いだままじゃとぉ?!」

ミライ。前にも言っていたが、しれっと恐ろしいことを言う女じゃ…


「二人とも、報酬なんだが…」

「うむ?」

「一人ずつで200レルだ。よく頑張ってくれた!」

「に、200レル?!」

「またフォルテちゃんと一緒にバイトしに来ます!」

「えっ?!ちょ、ミライっ!」

「おお!ありがたい!またよろしくな。」

─────────────────────

「ふふふ♪200レル、何に使いましょうかねぇ…?」

「200レルかぁ。何に使おうかのぉ…?じゃなーい!!」

「なぜまたバイトする話になっておるのじゃ?!しかも私も一緒じゃと?!」

「まあまあフォルテさん落ち着いてください。」

「確かにバイト内容はキツイですけど、一日に200レルも稼げるんですよ!バイトは多くて20レルくらいしか貰えないんですよ。しかし、これは10・倍ですよ!どう考えてもトクじゃないですか〜♪」

「それはそうじゃが…うぅん…」

「─そうじゃ…一緒にバイトしてくれる人を探すって言うのはどうじゃ?」

女神ルプリスの助言を思い出したのじゃ。

助言通りにしても大丈夫なのか…?

─────────────────────

「はあっ…もう無理、死んじゃう…」

「フォルテさん!ここで倒れられたら困ります!」

「相変わらずキツいし、二人だけやるのは流石に身体が持たないぞっ…」

「ワタシはあと二周くらい行けますよ?」

「ミライの基準は高すぎるのじゃっ!」

「それに、まだ一緒にバイトをしてくれる人は居ないのよ。このままでは私が壊れてしまうのじゃ…」


「…あのー、大丈夫ですか?」

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