林の行方 ファイナル
林の家は以前の姿とは全く違っていた。
そして玄関先に落ちていた頭蓋骨・・・。
三島は慌てて家に帰ろうとしたところ、
地蔵の下である紙切れを見つけた。
そこには林の字で謎の言葉が記されていた・・・。
「あ・・・あ・・・」
あまりの衝撃に三島は声が出なかった。
頭蓋骨の数は2つ・・・おそらく林の両親だろう。
三島は胸がいっぱいになり涙を流した。
「くそ・・・・・・・国連のやつらめ・・・・・・。」
三島は走って林の家を後にした。
「ちくしょう・・・ちくしょう・・・」
林の両親は三島にとってとても親密な関係だった。
家に遊びに言ってはいつも手作りのホットケーキをご馳走してくれる
とてもやさしい母親と
車がすきでよく遠くに遊びに連れて行ってくれた
とてもやさしい父親・・・。
2人のことを考えると涙があふれた。
また同時に今、林が生きているのか不安な気持ちが増えていった。
家を出てから何分経っただろうか、気づけばあの地蔵の前にいた。
三島は腰を落とし、手を合わせた。
「地蔵様、どうか・・・林を助けてください・・・・。」
三島が目を開けたとき、あるものが目に入った。
地蔵の下から紙切れが挟まっている。
三島は地蔵を持ち上げ、紙切れをとった。
紙切れにはカタカナで「コイオマエノスグチカクサケビノコエノアルバショ」と書いていた。
「んだこれ?」
その時、三島があることに気づいた。
「ま、まさかこれ・・・林の字・・・」
まさしくそれは林が書いたものだった。
「でも・・・なんでカタカナ?おまけに意味わかんねぇし・・・コイオマエノス??」
三島はその紙切れをポケットにしまい、家に帰宅した。
pm 7時30分 三島部屋にて
「わかんねぇ・・・。」
三島は紙切れの暗号を解読していた。
「こ・・い・・お・・ま・・え・・の・・す・・ぐ・・ち・・」
「こ・い・お・ま・・」
「こいおま・・!!」
「わかった!」
三島は暗号の解読に成功した。
「来い。お前のすぐ近く、叫びの声のある場所。」
(もしこれを林が俺宛にわたしたのなら・・・俺の家の近くで起きた事件なんてあるか?)
三島は家の近くの地図を広げた。
「重要な建設物と言えば・・・アプレス社、トーキョー新聞社・・・あ!!まさか・・・」
三島は再び紙切れを見た。
「サケビノコエノアルバショ・・・間違いない・・・処刑場だ・・・。
あいつはこの暗号を俺に託したんだ。そうだ、間違いない・・・。」
「あれ?暁、どっかいくの?」
「うん、ちょっとコンビ二・・・」
三島は父のレーザー砲を腰にかけ、処刑場へ向かった。
「待ってろよ、林!!」
三島は全速力で処刑場へ向かった。
そしてその後ろには怪しい人影が迫っていた・・・。




