表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/13

第二章 潜入

林が残した暗号を解読した三島は

すぐさま処刑場へと向かう。

しかし国連が三島の存在に気づき

三島は連行されてしまう・・・。

「ここが処刑場か・・・。」


薄暗いライトで照らされたドーム型の処刑場。


それはまさに「地獄」を物語っているようだ・・・。


林はここにいる、そう信じた。



その時だった。


処刑場の入り口から少数の人間が出てきた。


おそらく国連のものだろう。


その中の1番偉そうな人間が命令した。


「いまから収容する人間を集める。今から4時間後、ここに集合だ。行け!」


命令された部下達は瞬時に走り出した。


このままでは見つかるのも時間の問題だ。


三島はすぐに逆方向へと走り出した、その時。


「貴様・・・年齢は?」


「!!!!」


こいつら国連!? うそだろ・・・。


俺が家を出たときからついてたのか・・・。


終わった・・・・・・・・・。


「年齢はと聞いている・・・答えろ。」


国連らしき男は銃を取り出し三島に向けた。


「早く言え。殺すぞ。」


「・・・17・・・。」


「17か、待ってろ・・・。」


男は携帯を取り出し処刑場に連絡した。


「ただいま処刑場周辺にて17歳の少年を確保。今連行してもよろしいだろうか。」


「あぁ。連れて来い。」


「はい。わかりました・・・。」


「おい、お前。今すぐ処刑場へ来い。収容する。」


三島は手錠をかけられ、処刑場へ連行された。


処刑場の中は意外と小洒落た作りで普通なら処刑場なんて思いもしないだろう。


しかしどこか生臭い。おそらく血と腐敗した人間の異臭だろう。


三島の目の前は真っ暗だった。




「お前はまだ処刑はされない。十分なストックがあるからな。

それまでここで寝泊りするんだ。いいな。」


男に言われるがまま三島は薄汚い牢屋へ入れられた。


「あとこれが今日の夜食だ。大事に食えよ。」


それは人口ピーナッツと賞味期限の切れたビールだった。


(こんなの誰が食うかよ・・・死ねって言ってるようなもんじゃねーか・・・。)


「ちくしょうっ!!!!!!!ざけんな!!!」


三島は苛立ちを爆発させた。


共に林を助けられなかったことがとても心に響いた。


「ちくしょう・・・・林・・・・・。」


そのときだった。


「あれ・・・この声・・・暁? 暁か?」


「!!この声・・・林か?」


「暁!!!」


「林・・・!!! 生きてたのか・・・!!」


奇跡・・・それは本当に実現する・・・そう、信じてならなかった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ