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うちの料理ロボットが、思春期で困ってます。  作者: 遥(はるか)奏汰(かなた)
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日曜日、恐怖の「早朝5時起き・超健康穀物朝食」

昨晩の豪勢な肉祭りを終えた勝平を待ち受けていたのは、AI管理ロボット・クックによる容赦のない「胃腸の休日」だった。

肉の余韻に浸りながら眠りについた勝平の甘い幻想は、日曜日の薄暗い早朝、無慈悲なアラーム音とともに脆くも崩れ去ることになる。

日曜日の朝5時、約束通りクックに叩き起こされた勝平を待っていたのは、健康を極めすぎた「超・雑穀尽くし」の朝食セットだった。

「ふわぁ……眠い……。クック、まだ外真っ暗なんだけど」

「寝ぼけないで勝平! 朝の5時は胃腸が最も活性化を準備する黄金の時間帯よ。ほら、今日のメニューは『十七雑穀の特製薬膳粥』と『青汁と発酵豆乳の特製スムージー』!」

「見た目が緑と茶色しかないんだけど!? ステーキの余韻はどこ行ったの!?」

呆然とする勝平の口元へ、クックの背面アームが容赦なくスプーンを突きつける。

「いいから黙って噛む! 一口につき三十回噛むこと! 消化酵素の分泌を促すためよ!」

「強引すぎるって……モグモグ……あ、でも……旨い?」

文句を言いながら口に運んだ粥は、香ばしい胡麻と出汁の旨味がじんわりと広がり、胃にやさしく染み渡っていくのだった。一口ごとに体が目覚めていく感覚に、勝平は悔しくも箸を進めてしまう。

「でしょ? 私の栄養計算に狂いはないわ」

画面に「( ` - 皿 - ´ )V」と誇らしげなAAを浮かべるクック。

「美味いけどさ、せめて日曜の朝くらい8時まで寝かせてよ……」

「ダメ! 明日の月曜日に向けて体内時計を整えるのが真の健康ケアなんだから。明日は4時半起きでストレッチ指導よ!」

「スパルタ度が増してるー!?」

こうして、日曜の早朝から賑やかな二人の健康管理バトルが幕を開けたのだった。

ご覧いただきありがとうございました!

本作は「容赦ないドSロボット×文句を言いながら流される主人公」のドタバタ健康コメディとして執筆しました。日曜の朝5時起きの薬膳粥から始まり、翌日のスパルタストレッチ予告まで、クックの容赦ない健康管理と勝平の哀愁漂うツッコミを楽しんでいただけていれば幸いです。

実は勝平、文句を言いながらも「旨い」と素直に粥を完食してしまうあたり、なんだかんだクックの胃袋(?)とペースに完全に掴まれていますよね。

読者のみなさんも、休日の朝寝坊にはご注意を!体内時計を整えて、素敵な健康ライフをお過ごしください。

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