13王国会議Ⅱ
王国会議が始まって二時間経過した時のことだった。『ドドドドド』と地響きがなり、城の外壁が何者かに破壊された。『伝令、外壁部に魔獣が三匹現れました』と次々と問題が報告されてきた。とりあえず周りの状況を確認するためにサーチをしようした。そこにいたのは魔獣ハンクだった・・・百年前魔王が生み出した最強にして最弱の魔獣と矛盾しているものであった。即座にシェリーは騎士団の要請で退席した。それから数分が経過し『王様、騎士団と魔術師団の配備を終了しました。それと北方からもう一師団救援に来ていただけるそうです』
「王国会議よりも、本件の解決を優先することにする。各名家には、迷惑をかけるが、協力を頼みたい。それと、マルクシュバリエだけはここに残ってくれたまえ」
「王よ。俺だけ残すとはどういうことだ?」
「すまぬ。ワークスヴォルデよ王国に力を貸してはくれぬか?ハンクを止めれるのはこの世界にはいないと思うのじゃ」
マルス王は自分の国の実力者たちでも、ハンクに勝てるはずないとわかっていた。今回の緊急事態にはリナ、ルークス、リーライの三英雄も来るらしいが、多分倒せるはずがない。最強で最弱の魔獣ハンクは、魔法無効かという厄介なスキルがある上に、近接攻撃も無効にするという非常に厄介な相手だ。勿論フィオを使えば、それも緩和できるが、あいつをこの場に召喚してしまうと、後の対応がまずいことになる。
「王様直々の命令となれば、マルクシュバリエ期待に応えるために、手を貸しましょう」
あくまで、マルクとしてだ。俺がワークスヴォルデとばれては、この国には住めなくなると思うからだ。しかし、生半可な相手ではないが、久しぶりに本気を出して戦える相手ならば、俺は喜ばしいと思い。準備を進めていた。
「マルク。また一人で戦う気なの?」
「まあな。俺は自分よりも強い敵はいないと思うし、久しぶりに本気を出して戦えると思うと、興奮するくらいだ。俺の本気が見たいなら見ておけよ」
「マルク・・・・・・・・貴方は本当にバカ」
「テティ・・・・・お前は本当にバカだな」
これが終わったらテティに告白をしよう。俺は心の奥にこの気持ちをしまいこみ戦場へと向かった。しかし、予想をしていた通り、悲惨な状況だった。父でさえ苦戦をしているのを見ると俺でも勝てるのかと疑心暗鬼になってしまうときもあるくらいだ。全軍に撤退命令が出た後に俺はハンクに向かい走っていった。
「マルクシュバリエよ。ここは危ない撤退してくれ」
「シェリーさんこそ、危ないから下がっておいてくれないか?」
俺がここで最大魔力を出してしまっては、周りの被害だけではなく、恐怖で戦場に立てなくなる可能性もあるから心配をしている。
『ここに提唱せしものたちよ。我が名はワークスヴォルデ、お前らの主にして大賢者として命令する。神に近し者への尊敬持つ。リミッターブレイク』
特大魔方陣と共に俺の最大魔力を放出した。その時の影響でここにいる。テティ、シェリー、三英雄たちにしかこの魔力を感じる者たちはいなかった。
「魔獣ハンクよ。百年ぶりの再会で、また暴れようとするか?汝は何を求め、何のために現れた?」
「偽賢者よ。我は答える。魔王なき今、この国は亡ぶべきであると」
ハンクこええよおお
お久しぶりです。
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