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11.王国会議の前日

 俺の名前はワークスヴォルデ・・・我の名はワークスヴォルデ・・・・・ワイの名前はワークスヴォルデ・・・・・・・どれがいいだろうか?リナよ


「お師匠様なら、俺がお似合いです」


 今思えば、リナに魔法を教えるよりも、雑談をして笑いを求める方が多かったのかもしれない。そんなあいつも今では、テティという弟子を持つようになるなんて、夢のようだった。弟子は師に似るというが、俺の教え方ははっきり言って滅茶苦茶だ。リナもテティにそんな教え方をしてなきゃいいけどなと思いながら、お土産を持って学園長の部屋に戻った。


「待たせて悪かったな二人とも、旧友と長話をしてしまってな。それで、二人にこれを受け取ってほしい」

「お師匠様、それは烈火刀ではないですか!!!」

「ワークス様、蒼炎刀・・・」


 二人は伝説の名刀と言われている二本を見て固まってしまった。


「落ち着けお前ら、俺の正体を口止めするためにあげるだけだ。うまく使いこなせるように頑張れよ」

「はい!!」

「当然です!!」

「うん。じゃああと任せたじゃあーな」


 俺も驚かせるつもりはなかったが、二人が固まるのも少しわかるような気がしたので話を切り上げて教室へ行くことにした。教室へ戻るとリーライが俺に話しかけてきた。


「マルク君、王国審議会より、王国会議への参加を命令されています」

「先生!意味の分からないことをいきなりいうのはやめてください」


 どういうことだよ。俺は何か悪いことをしたのか?王国会議という貴族の集まりに俺が行ったところで場違いが半端ないと思うし、睨みあいも発生してる今絶対にあんなところに行きたくない、てか父上にも会うことになるからなおさら嫌だ。俺は丁寧にお断りすることにした。


「リーライ先生。不参加すると、伝言お願いします」


 インビジブルを勢いよく発動させてヴォルデ遺跡の中に隠れることにした。

 

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