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LOST ~異世界だろうが恋がしたい~  作者: 鈴木 澪人
第一章

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いちな、陸軍へ行く! 2

元ロスト 高橋いちな

陸軍 諜報課 ナルヒト・マジマ

「おっ、起きた?おはよ!」


真島は一応服を着ている状態だったので

いちなは、視線をどこに持っていったらいいのか分からずオロオロする。


「ごめん、ごめん、髪を拭きとるから」

一度風呂場に戻り、魔法で髪を乾かしてからいちなのいる部屋に戻ってきた


「おまたせ~」


「いえいえ、大丈夫ですよ」


「とりあえず座る?」


真島が仮眠していたソファーではない方を指さし、いちなもそこに座った。

しばらく無言になる


「出て来ちゃいましたね…」


ぼそっといちなが言った。


「でも、いちなちゃんの意思じゃなかったんでしょ?いいんじゃない?」


「なる先輩に迷惑かからないですか?」


「ん、大丈夫。ちゃんと上官に許可をもらっているから」

「ありがとうございます」


いちなは改めて真島にお礼を言った。


「どういたしまして。と、これからどうしようかね?」


真島はいちなを見ながら思案する。


「寮に帰りたいですかね?」

いちなは本音を漏らす。


真島もその本音を聞きながら「そうだよね」と答えた。


「でも、そのまま帰るのももったいないし、ちょっと遊んでから帰ろうぜ!ほら、この前約束したじゃん!たまに遊んであげようって!あれを今日実行するわ」


真島の優しさに少し涙腺がゆるみそうになるいちな


「…今日はよろしくお願いします!」


運動部特有の元気な声でかえした。


「まずは、この場所から出なきゃだな~」


真島はちょっと待っててと言うと部屋から出て行った。


部屋に一人になったいちなはソファーに凭れると小さい溜息をついた。


「今頃、魔法軍の施設どうなってるんだろ…」

誰も答えてくれなかった。


ロンさん達、嫌いじゃないんだけどどうして、私を閉じ込めたのかな?

一緒に住もうだなんて、恋人でもないのに同棲なんか出来るわけないし

ん~こちらの世界ではそれが当たり前なのかな?

ちょうどいいやなる先輩に後で聞いてみよ。



いちなが一人でグルグル考えていると、真島が部屋に戻ってきた


「お待たせ~。これ着てみてよ」


真島はグレーの制服を手に持っていた。


「これって学生服ですか?」


真島から受け取ったいちなは確認してみる。


「そうそう、こっちに所属が内定している友達に借りてきた。いちなちゃんより少し背は高いけど多分行けると思う」


そう言われたので、いちなは仮眠室を借りて着替える事にした。


「あっ靴はそれでいいと思うから」


しばらくすると、いちなが仮眠室から出てきた。


「うん、そっちも似合うよ」


グレーの上着にタイトスカートだった。確かにいちなには大きかったがスカートが長く見えるだけどそこまで違和感はなかった。


「女性から借りてきてくれたのですか?」


いちなは、申し訳ないな~と思っていたら


「違うよ、女装が好きな友達…かな?」


最後は疑問形になっていた


「なんか、聞かなきゃ良かったです」


いちなが苦笑いをしたので真島も一緒に笑った。


「じゃあ行くか~。朝ごはんまだだろ~。この時間なら屋台も始まってるよ!」


「えっ屋台ですか!行ってみたいです」


「あっでもこの魔法軍の制服どうしたらいいですか?」


「そうだな~。こっちから洗濯して返却しとくわ。」


「では、お言葉に甘えて!」


と言いながら真島が指定した場所に魔法軍の軍服を入れた。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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