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LOST ~異世界だろうが恋がしたい~  作者: 鈴木 澪人
第一章

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いちな、魔法軍に呼ばれる! 1

ロスト 高橋いちな

魔法師団 少尉 ロン・オーモンド(旧ロスト対策室所属)

役所の駐車場らしき場所に移動すると、ワンボックスカーぐらいの大きささの車が準備されていた。一人が車のドアを開けると先にロンが乗り込みいちなに車に乗る様に伝える。

運転席、助手席、運転席の後ろがロン、その横がいちな、助手席の後ろの五人で乗り込むと

車が出発した。


「これは完全に連行される人の(車の)席でしょ…。」

思わず呟くとそれを聞いたロンが


「要人を乗せる場合もこのような形になるんですよ」

と本当かどうか分からない説明をうける。


車の窓にはカーテンが引いてあり前方もカーテンがある為どこを移動しているか分からない。初めての場所に行くときはどうしても体感時間が長く感じてしまう。


「どれくらいかかりますか?」


「そうですね。もうすぐですよ。意外と近いんですよね」

そうなんだーと思ううちに眠気が襲ってきた。


「寝ていても大丈夫ですよ?」

いちなは、ロンの言葉に甘えることにしていつの間にかロンの肩にもたれかかる様に眠っていた。


「眠ってしまわれましたか?」

いちなが寝たことが分かった運転席の魔法師がロンに尋ねる。

軍服の詰襟をひとつ外しながら


「そうだね、やっぱり緊張したのかな?もしかすると僕がいるから安心したのかもしれないね」


もたれかかったいちなの髪をそっと触ると、満足げに微笑む。


「…。タカハシ殿とはその…。親しい関係なのでしょうか?」


二人の距離感が気になった助手席の軍人も聞いてみる。


「いやいや、どこまで行っても気のいいお兄さんって感じで対応されているよ」

残念だけどね。と付け加えておく。


「それにしても、先にロスト対策室に身柄を確保されたって聞いた時はマジで焦ったわ」

ロンに親しげに話しかける助手席側の後ろの軍人は乾いた笑いで話す。


「それに関しては僕の判断ミスだったよ。まっさきにタグメッセージで連絡してくれると思っていたからね」


いちなの頬をそっと触れると

「悪い子だよ」と嬉しそうに言った。


「ロン、距離感気をつけろよ。師団長に目をつけられたら大変だぞ」

ロンの行動を見て呆れながら注意をした。


「分かっているよ。イアン」


しばらくすると、物々しい壁に包まれた巨大な施設に到着した。

施設に合わせた巨大なゲートの前に車を一時停止させると、助手席の軍人が車から降り駆け足で門兵に施設に入る許可を取りにいく。


「魔法軍オーモンド隊、到着しました」

敬礼をしながら報告すると

門兵もそれに答え敬礼を返す


「オーモンド隊の魔法軍施設への入所を許可する!」


その文言をきくとすぐに車に戻っていった。

車に乗り込むと

「入所許可いただきました」


「よし、そのまま魔法軍エリアまで行きなさい」


「はっ」

ロンの指示により運転手が返事をした。


「そろそろ、いちなちゃんを起こそうかな。」そう言いつついちなの肩を優しくゆする


「いちなちゃん、着きましたよ」


いちなは、う~んと寝ぼけながら「はっ」と言って覚醒した。


「着きましたか?」目をこすりながらロンに尋ねる。

運転手以外の全員が車から降りるとロンは、いちなの手を取り


「ようこそ、我らの(あなたの)魔法師軍事務局(新しい居場所)へ」


と満面の笑みでいちなの問いに答えた。

魔法師団 オーモンド隊 隊 長 ロン・オーモンド(少尉)

            副隊長 イアン・グレイ(少尉の下の階級?)


最後までお読みいただきありがとうございました。

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