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LOST ~異世界だろうが恋がしたい~  作者: 鈴木 澪人
第一章

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いちな、お貴族ストリートへ行く! 6

ロスト 高橋いちな

クレアシオン王国 第四王子 ルーク・クレアシオン

ロスト対策室 ロン・オーモンド

クレアシオン王国 第一王女 ラエティティア・クレアシオン(ティティ)

楽しい?食事も終わり後はお店を出ようとしたとき


「オーモンド様、わたくしをエスコートしてくださる?」

ラエティティアの突然の提案にロンは驚いたが拒否できる訳もなく心配そうにいちなを見ると

「はい、分かりました」と言って先に部屋を出て行ってしまった。


いちなとルークが部屋に残りこのまま自分も店を出ていいのかなっとドアの方をみていると


ルークがモジモジしながらいちなを見る


「いちな…。今日の外出は楽しかったか?」


「はい、商店街とパラディウムでは雰囲気が全然違うのですね」


率直な感想を述べた。


「うん。そうだな、王宮が近くに存在している分店を利用する者も高位の者の割合が増えてしまう。私もその一人だな」


「でも、こうして私みたいな一般人も利用できるのでそれは、すごいと思いました」


「それは、オーモンドが連れてきたのが理由かもしれんな」


「やっぱり、そういう事なんですね…。」

現実を知り少し悲しくなったいちな。


ルークはそんな雰囲気をなくそうといちなの前に手を出すと


「これをいちなにあげよう」


と言って小さな髪飾りを渡してきた。

五枚の花びらの中心に水色の綺麗な石がはめ込まれていた。


いちなは驚き

「このような高価な物を受け取ることはできません」

とやんわりお断りしたが、ルークも諦めず


「オーモンドの髪飾りは受け取ったでないか…。」

とふてくされるように言われた。


立場と状況が違うだろ!と思わなくもないが…。


んっんっといちなの前にその髪飾りを持ってくるので、いちなもおかしくなってきて


「では、お言葉に甘えていただきますね」と苦笑いをこぼしながら受け取った。

いちなは、ルークの髪飾りを手に取ると「すごくきれいですね」と言いながら窓辺に挿す光に翳して眺めていた。髪飾りの光がいちなの瞳に反射しキラキラ輝いている姿を見たルークは一瞬息を飲んだ。その光がいちなの魔力の色とリンクしているように見えたからだった。


ルークは無意識にいちなの近くに行き、彼女の肩に触れようとした時


コンコンコン、ドアの向こうから声が聞こえる


「ルーク様、ラエティティア様がお待ちしております。ご退出をお願いします。」

と店のものかラエティティアの侍女か分からないが聞こえてきた。


伸ばした手を戻し

「分かった。今から出る」

と端的に返事をすると


「今度は、私と一緒に出かけてくれないだろうか?」

とルークが聞いてきた


「えっ?あっ、ルーク王子のお時間がある時にでも?」

とあいまいな返事をする。


それを、許可と思ったルークは嬉しそうに

「では、タグメッセージにて連絡をしよう!」

と言いながらいちなをエスコートして一緒に店を出た。


ついに、王子様ともお出かけになってしまった…。

どうなるんだろ、私。

店を出た後は、解散となりルークは「また会おう!」と言い。

ラエティティアは

「レディを待たせすぎですわ。オーモンド様、いちなごきげんよう」

とルークにクレームを入れた後お別れの言葉を言った。


二人を見送ったいちなとルークはさすがに疲れてしまったので、今日はこれでお店探索は終了しようと言う話に落ち着いた。

そのままロンがいちなの寮まで送ってくれると言ってもらえたので、ありがとうございますと伝えた。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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