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LOST ~異世界だろうが恋がしたい~  作者: 鈴木 澪人
第一章

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30/161

いちな、歓迎会を催される! 1

ロスト 高橋いちな

帰依荘 寮母 森園 恵 ジェマ・トオマツ・パッカー

いちは、お昼から時間が空いたので自室に戻ってゆっくりしていた。

すると、ノックが聞こえてきたのでドアを開けると、森園が立っていた。


「こんにちは、どうしましたか?」


「せっかくいちなちゃんがこの帰依荘に来てくれたからみんなで歓迎会をしようと言う話になってね。明日の夜ちょっとしたパーティーを開催しようと思っているの。いちなちゃんは主役と言うことで強制参加ね!」


「あっハイ。なんかすみません」


いちなは申し訳なさそうに謝る。


「そんな遠慮しないでこれをきっかけに知り合いが増えるといいわね。皆いちなちゃんと年齢が近いから話しやすいと思うわよ」


と言いながら森園は部屋を離れた。


なんだか一気に緊張するわ。ちゃんと会話できるかな…。

それにしても、ここにきて約一週間かぁ~。


いちなは、ベッドに座って魔相環を出す。

相変わらず全色発色している。


これって絶対ヤバいよね…。


ポスっとそのまま体をベッドに預ける。


これからどうやって生きていこうかな…。


ぼんやりと考えながらいちなは眠りについた。

夕方ぐらいに目が覚めて窓の外を見る。

商店街から人が出ていく、きっと皆自分の家に帰るんだろうなっと思ったら

少し悲しくなる。やっぱり自分は帰ることができない事をひしひしと感じた。


「ダメだな。後ろ向きになっちゃ!」


いちなは、洗面所で軽く顔を洗うと食堂へ向かった。

そしてそのまま夜を迎えた。



次の日の朝、朝食を取っていると食堂に入る人に

「今日は楽しみです」


「ゆっくりお話しようね」


とか色々声をかけられて驚いていると。ジェマが笑いながら

「みんな、今日の歓迎会を楽しみにしているのよ!いちなも楽しみにしておいてね」

と朝食を配りながら説明してくれた。


今日の予定は夜の歓迎会のみだったので朝から部屋でどうしようかな~と手持ち無沙汰にしていたら、ドアがノックされる。

いちながドアを開けるとジェマがいて


「ロスト対策室の方がいちなちゃんに会いに来てるよ」と教えてくれた。


「ありがとうございます」


いちなはお礼を言いながら一緒に一階のサロンへ向かった。その途中で


「もしかすると、タグ交換した方が便利ですかね?」とジェマに聞いてみる。


ジェマは悩みながら

「そうね~。難しいわよね。これが寮母の仕事の一環かな?って思うこともあるし、タグだと便利だからありがたいと思うし」


でも…。と言いながら


「タグ交換していいかな?」とジェマに言われたのでいちなは二つ返事で了承した。

ジェマがいちなのタグケースを見てちょっとビビったのは秘密だった。


サロンに行くといちなより少し年上かな~ぐらいの男性が座って待っていた。

制服はローラと同じ系統でまだ初々しさが残っている感じだった。

いちなを見ると慌てて立ち上がり


「高橋いちなさんですか?僕が昨日タイラー室長から言われた高橋いちなさん担当の

ロン・オーモンドと言います!22歳です!」


一気に説明してきたので、いちなは可笑しくなって少し笑った。


「初めまして、私が高橋いちなです。18歳です。ここの世界の人はみんな名前呼びをするのでいちなと呼んでください」


と言いながらお辞儀をした。

ロンはいちなが年下だと分かると安心した表情になり


「そうですか?では、いちなちゃんと呼ばしてもらいますね。」

と言いながら再びソファーに座った。

いちなも倣って座る。


ジェマがいちなとロンに紅茶を出すと

「今日は、いちなちゃんの歓迎会があるのよ。あなたももしよかったら参加する?」

最後までお読みいただきありがとうございました。

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