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LOST ~異世界だろうが恋がしたい~  作者: 鈴木 澪人
第一章

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いちな、訪問者の館を離れる! 後編

ロスト 高橋いちな

ロスト対策室 室長補佐 マーク・パイク

訪問者の館 責任者 フランク・コリー 従業員 ニーナ ジーナ

部屋の入って近くのソファーに腰掛けると一気に疲れがくる。今日一日でかなり人に会ったよな。と思いながら首からかけられているネームタグを改めて確認する。カバーから外すと相変わらず鏡面のタグが現れる。手鏡みたいな感じでタグに映っている自分の顔を見る。外見の変化はやっぱりないなと確認した後、タグの文字を確認する。表面には名前のみ記載されているみたいで細かい内容は専用の魔道具か自分が直接魔力を流すと表示できるらしい?


 細かい使用方法は講習で教えてくれるので、魔力を流すのは控えて欲しいとローラに言われていたのを思い出す。タグの登録って勝手にしていいのか?


いちなは、タグを元に戻すとソファーでウトウトし始めた。


どれぐらいお昼寝をしていたのか分からないが、ドアがノックされる。

ハッと気が付き慌ててドアを開けると、ニーナとジーナが私服で訪れていた。


「タグ交換してくれるってニーナに言われたので来ちゃいました」


私服姿の二人は年相応のかわいい服を着ていた。


「あっどうぞ、どうぞ」といちなは二人を部屋に招き入れた。


ふたりは、失礼しますと言いながら部屋に入る。ソファーに座る様に促したがすぐにゲートまでのカートが来るのでとりあえず登録だけしにきたそうだ。


「ところでタグ登録ってどうすればいいのですか?」


「カバーのままでいいので重ねると相手の名前が登録できるのですよ」

とニーナが教えてくれる。

二人は、首からネームタグを取り出すと

「では、イチナ様この上にネームタグを重ねてもらってもいいですか?」


ニーナはタグを水平に持っていたのでICカードを重ねるように上から乗せた。

すると脳内に「ニーナ・スコット」と文字が表示された。


「はい!無事に登録できました。」

ニーナは照れながら言った。


「私も、いいですか?」

次はジーナがニーナと同じようにタグを出したのでさっきと同じ要領でタグを乗せると

「ジーナ・ヨーク」と文字が表示される。


「これで、登録はできているので、いつでもメッセージを送ることができます!」


「講習会が終わったら、お試しで私達に送ってみてくださいね」


ニーナとジーナは嬉しそうに言った。


「それでは、送迎を待たせているのでこれで失礼します!」

「失礼します!」

二人は丁寧におじぎをしてから部屋を去っていった。


なんか、連絡交換したって実感が湧かないわ~。

それにしても、このタグって本当に便利なんだな~。

と異世界システムに感心をした。


 次の日訪問者の館の方々に見送られ、ロスト商店街の方へ移動した。ローラは昨日の業務が残っているらしく、マークだけが迎えに来た。組合の事務所に着くと津久井と森園が待機してくれていてマークからいちなを引き渡された。

 館を出るときに、フランクから当面の生活費を渡されていたので、寮に行く前に身の回りの物を購入したいと言うと、とりあえず部屋を見てから必要な物を買った方がいいとアドバイスをもらう。


「それでは、明日の午前中から講習会を開始します。集合場所は昨日来ていただいた役所の総合案内で講習会の事を言ってもらえれば場所を教えてもらえると思いますのでよろしくお願いします」


 マークは業務連絡は緊張せずに伝える事ができるみたいだった。


「はい、明日からよろしくお願いします」

いちなもお辞儀をした。

マークとはそこで解散となった。

訪問者の館 従業員 ニーナ・スコット ジーナ・ヨーク


最後までお読みいただきありがとうございました。

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